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ラウドネスノーマライゼーションの時代が来ても音圧戦争は終わらないと考えるワケ

ラウドネスノーマライゼーションの時代が来ても音圧戦争は終わらないと考えるワケ

どうも。好きなRMSは-6.3db、NA7です。

突然ですが現代の若者の間では音圧戦争は終わってるらしいです。いつのまに…

音圧戦争という言葉が流行らなくなった理由としてラウドネスノーマライゼーションの存在が考えられるのですが、
どうせ人間は愚かでズルをする生物なのでラウドネスノーマライゼーションをハックし、またしても自分の曲の音量を大きく見せようとするムーブが発生すると思うのです。
これを僕

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Spliceのプレイリスト機能を用いたBreaksサンプルパックもどき公開のお知らせ

――――みんなにもBreaksを作ってほしい

どうも、日本で一番スペイン系Breaksを作っているであろうNA7です。

僕が日本で一番Breaksを作っているであろう理由として誰もBreaksを作ってないことが挙げられるのですが、やはりノウハウがどこにもなくて作ってもそれっぽくなりにくいのではないかと思います。

敷居が低くてみんな作っているジャンルではこのサンプルパック持っておけば誰でもそれ

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やしきんは作詞が上手い

やしきんとは

作曲編曲を担当する時は普通にいい曲が多いが、作詞の時だけ急に尖って「ファッとして桃源郷」や「だじゃれくりえぃしょん」などを生み出してしまう芸人作家である。

そんな尖った歌詞に惹かれ僕も作詞する時はイマジナリーやしきんを横に置くことが多いのですが、横に置いてたなりにちょっとだけ作詞が分かってきたのでどこがすごいのか忘備録的な感じで書き残していきます。

①大胆な跳躍と省略

まずは

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クラブミュージックのドロップのクオリティを上げるコツは「フィル」と「ゴーストノート」にあるっぽい(前編)

クラブミュージックのドロップのクオリティを上げるコツは「フィル」と「ゴーストノート」にあるっぽい(前編)

気付きに基づく記事なので~~っぽいみたいな文面が多く見受けられます

・クラブミュージックのドロップの概要
(1:38~)

雑に解説すると主に「リズム隊・ベース・ドロップシンセ」の3つだけが鳴るパートをドロップと呼ぶ傾向にあります。ドロップシンセは明らかにベースに主役を譲ろうとしてるシンセです(クソ雑)

ドロップの醍醐味は「音数を少なくすることで出来るだけ音そのものを楽しめるようにする」ことで

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音量調節以外のことを頑張り始めるためのミキシング講座

音量調節以外のことを頑張り始めるためのミキシング講座

昔よそで書いた記事の転載です。昔の方がよりカラフル。その代わりこっちはちょっとだけ情報を更新してるよ。

https://www.qreators.net/music/181

・音量調整は音量を変える以外にもあるぞ!音量調整って聞くと音量を変えていい感じに仕上げるやつじゃ~~~んってなると思いますが、そうでもないです。

マスタリングとかを経験されてる方であれば「音圧」という言葉に聞き覚えがある

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