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【育児】第1子出産後の1年間をご機嫌で過ごすために工夫したこと9つ

娘の1歳の誕生日まで、残り1カ月を切ろうとしています。

出産前は、リアルでもネットでも「育児なめてました」「想像以上にしんどい」「とにかく寝不足で辛い」などの情報をたくさん耳にしていたので、一体どんな困難が待ち受けているのか戦々恐々としていました。

でも、この1年思い返してみると「思ってたより10倍は楽しかった」と素直に思えるし、多少のアップダウンはあれど、基本的に毎日楽しくご機嫌で過ごすことができました。

大前提として、家族の皆が大きな病気や事故なく元気だったこと、娘が割とよく寝てくれるタイプだった、家事を手抜きしても夫は文句言わない、、、など、とても恵まれた環境にあったのは間違いなく、感謝してもしきれません。

そんな中ではありますが、私なりにも1年間ご機嫌で過ごすために工夫したことがいくつかあったので、振り返りも兼ねて記事にしてみたいと思います。

これから出産を控えている方や新生児を育児中の方へ、何かひとつでも参考になれば幸いです!

《我が家の基本情報》
・2020年秋出産、第1子(女の子)
・実家は遠方。里帰りなし、実家からの助けは産後1週間のみ。
・義実家は首都圏だが、育児や家事のサポートは受けていない
・2021年9月末まで約1年2カ月の産休・育休取得
・夫は育休取得なし。コロナで週2日くらい在宅勤務だが、帰りが22-23時頃になることも多いハードワーカー。家事はひととおりこなせるが、こちらから言わないと自発的には動かないタイプ

1.やらなくても困らない家事はやらない

特に産後1-2カ月は、やらなくても生活に支障が出ない家事はしませんでした。
具体的には、

・食事づくり:宅配の冷凍弁当やUberを駆使
・掃除(部屋、トイレ、お風呂):見て見ぬふりをする

食事は宅配にすれば、食器洗いもやらずに済みます。
料理をしないので、キッチンも汚れません。
多少コストはかかりますが、期間限定と思い目をつぶりました。

掃除は、1-2カ月やらないのは気になる人もいるかもしれませんが、夫も私もきれい好き度はそこまで高くないので、特に問題ありませんでした。

唯一やっていたのは洗濯くらいです。
赤ちゃんの服と大人の服を分けて洗った方がよいという説もあるみたいですが、絶対必要かというとそうでもない気がしたので、最初から一緒に洗っています。1年経ちましたが、特に何の問題も発生していません。

特に最初の1-2カ月は赤ちゃんのお世話だけでも大変なので、「これまでと同じレベルで家事をするべき」という考えを捨てるだけで、ストレス要因のうち1つとサヨナラできると思います!


2.完全母乳は諦めて睡眠を優先

完全母乳で育てたい場合は、最初の1-2カ月は1日10回以上などの頻回授乳が必要だということを、出産後の病院で知りました(つまり、恥ずかしいくらい何も調べていませんでした)。

出産前は何となく母乳で育てるのがいいかな、と思ってましたが、睡眠時間を削ることによるストレスと天秤にかけた結果、早々にリタイアして混合で育てることにしました。

それでも最初は1日7回は授乳しよう!と頑張っていましたが、うちの娘は割と寝るタイプで、お腹がすいて泣いたりしなかったので、寝過ごすこともしばしば・・・夜中の3時にアラームかけても、起きたら7時近かったなんてこともよくありました。
最初は「また寝過ごしてしまった・・・」と罪悪感覚えましたが、途中で「起きられないもんはしゃーない!」と切り替えてからは楽になりました。

完全母乳で育てている皆さま、本当に尊敬いたします・・・!

一方で、完全母乳を頑張ることが辛い、と感じる場合は、混合やミルクに変えることで、ストレス少なく過ごせるようになる場合もあるかと思います。


3.赤ちゃんに早寝の習慣をつけて、自分時間を確保

夜、早く寝かすことができれば、その分夜に自分の自由時間がたくさん取れるので、精神的余裕につながりました。

最初は寝室に連れていってから実際に眠りにつくまで1時間以上かかることもよくありましたが、毎日続けているうちに、段々寝るまでの時間が短くなってきました。

生後11か月の今、夕方の基本的なスケジュールはこんな感じです。

17:00過ぎ お風呂
18:00   夕ご飯
19:00   寝室に連れていく→10-15分くらいで寝る

これができれば、19:30から寝るまでの23:30の間は完全フリータイム!
多少家事などやったとしても、3時間くらいは完全自由です。

娘にとっても、早寝早起の習慣をつけることはよいことですしね。

ただ、復職したら今のスケジュールで動くのは厳しそうなので、もう一度スケジュールの練り直しが必要になりそうです。

4.1人になれる時間を作る

土日の日中など、夫と交代で娘を見て、
もう一方が一人で外出するシフトを定期的に行っていました。

コロナ禍で、一人で都心までショッピング・・・というのはちょっと気がひけたので、近所の空いているカフェで本を読んだりぼーっとしたりすることが多かったです。
夜の自由時間とは別に、1人で外に出るという行為が息抜きになりました。


5.子育ての疑問点はネット検索しすぎず、専門家に聞く

初めての子育ては分からないことだらけ。
最初は何か分からないことがあると、ついgoogle先生に頼ってしまいがちでした。

でも、ネット検索だと、一般論や他のお子さんの個別ケースは分かるけど、「で、うちの子に対してはどうしたらいいの?」というのは結局分からず、時間つぶしにはなっても、モヤモヤは募るばかり。

なので、google先生に頼りすぎるのをやめて、助産師さんや保育士さんなど、専門家の方に個別に相談できるサービスを利用することにしました。
主に使ったサービスはこちら↓

●自治体の産後ケア●
私の住んでいる区は、自宅へ訪問型3回まで+助産院への訪問4回まで合わせて、産後1年間で7回助産師による産後ケアを受けることができました。
特に生後6カ月までは授乳回数、ミルク量のことなど、助産師さんに相談するために頻繁に利用していました。

●東京都 助産師オンライン相談●
都内在住の方にはおすすめ!

利用料無料、何度でも使えます。私は3回利用しました。
1回あたり30分~1時間程の相談で、授乳のこと、食事のこと、育児のことどんな相談でも聞いてもらえます。
最初は、深刻な悩みじゃなくて、ちょっとした疑問や相談で利用していいのだろうか?と思っていたけど、大歓迎とのことでした。

ネット検索とは違って「うちの子の今の状態はこんな感じで・・・」と状況を話した上でのアドバイスがもらえるし、もらったアドバイスについて疑問があれば、更に突っ込んで聞くことができるので、モヤモヤは圧倒的に少なかったです。

私の対応してくださった方は皆さんベテランの助産師さんで、色々なお母さん・お子さんを見てきただけあって、皆さん納得感のあるアドバイスをくださいました。
ただ、絶対の正解ではないと思うので、アドバイスもらってもしっくりこなければ受け入れなくてもよいと思います!


6.先輩ママ友から手の抜き方を教えてもらう

1人目の育児って、つい張り切ってしまいがち。
手を抜くといっても、どこまで手を抜いちゃっていいの?
と分からないこともあるかと思います。

そんな時に頼りになったのは、すでに子供が3-4歳になっていたり、第2子の子育て中の友人たちでした。
「今振り返ってみればこれは頑張らなくてよかったわ~」とか「こんなことで悩んでたけど、今振り返ってみると大したことなかったわ」とかちょうどいい手の抜き方・心の持ちようを教えてもらいました。


7.離乳食はほどほどに頑張る

離乳食は、こだわろうと思えばどこまででも凝れるし、逆に全部ベビーフードでOKと割り切るという考え方もあると思います。

私の場合、育休中くらいは手作りのものをあげたい、でも頑張って作ったのに食べなかったらストレスになりそう・・・ということで、適度にベビーフードも織り交ぜつつ、残されたりぐちゃぐちゃにされてもストレスにならない程度に手作りをすることにしました。

また、食事の度に調理するのは到底無理なので、同じものを大量に作りおいて、無くなるまで3-4日同じものをあげ続けていますww

具体的には、こんなラインアップで乗り切りました。

初期食
・おかゆ
・パルシステム(生協)の冷凍野菜キューブ

中期食
・おかゆ
・具沢山スープ(同じものを大量に作りおき、冷凍保存)
・ベビーフード

後期食
・おにぎり(一気に2合分作って冷凍保存)
・具だくさんお焼き(同じものを大量に作りおき、冷凍保存)
・具だくさんスープ(同じものを大量に作りおき、冷凍保存)
・ベビーフード
・バナナ

具だくさんスープやお焼きは、1皿の中に肉or魚、野菜何種類かを入れているので、一応、これだけ食べておけば栄養は偏らないはずだと信じてますw
後期食になってからは、バナナ最高!です。
ちぎってお皿に入れるだけだし、バナナは喜んで食べるので、1日1食はバナナです。

8.夫にやってほしいことは、逐一口に出して言う

決して家事や育児に非協力的ではないものの、自分の好きな家事育児(娘をお風呂に入れる、土日の料理)以外は、基本言われないと自分からは動かないタイプの夫。

自分で気づいて動かないことにイラっとしたこともありましたが、
言わないと分からないだろうと切り替えて、やってほしいことは逐一口に出して全部言うようにしたことで、自分の物理的な負担が減り、イライラすることもなくなりました。

ただ、どうやったら自分で気づいて動けるようになるのか、は残課題なので、育休復帰を機にもう一度話し合っておきたいところです。


9.子供を一日一回は全力で笑わせることで、「今日も私育児頑張った!」と自分をほめる

どんなにだらけた1日を過ごしても、1日1回は全力で娘を笑わせることで、「今日も私育児頑張った!えらい!」と達成感を得ることができています。

youtubeでを真似してふれあい遊びをしてみたり、抱っこしてクルクル回ってみたり、、、時期によって娘のツボは違いますが、「今日は何がウケるかな?」と探るのも楽しいです。

ネタが思いつかないときは、シンプルに「こちょこちょ」をやっていますが、これが不思議なほど、いつやってもめちゃくちゃ笑ってくれるんですよね。

以前の記事でも紹介したこちらの本で「くすぐり」は親子関係を良くするのに絶大な効果があるよ、と知ったのですが、実際に1年間やってみて、本当に子供が喜ぶ!と実感しています。

以上で、1年の振り返りを終わります。

来月からは仕事をしながら、0歳とはまた違う大変さがある1歳育児が始まります。

ご機嫌でいるためのハードルは上がりそうですが、次の1年も試行錯誤しながら、楽しく乗り切っていきたいと思います!

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