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リキ日記_心配

ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。

我が家のハリネズミの名前は、リキという。


2月の中旬、マイナースポーツの実業団チームに入っている次女が、一時的にオフにオフになり、数日だけ帰宅してきた。

家内と食事に行ったり、身体のケアをしたり、長女とショッピングを楽しんだり。いろいろ、していた。

だが狭い我が家では寝るところが無くて、リビングのリキのケージのの横で寝ていて。リキが回し車を回していても、気にせず寝ていた。

次女は、リキのことを、そう、気にかけない。だが、心配していることがあるそうだ。

ハリネズミの寿命は、5年から9年と言われている。必ず、別れは来る。

その時、あまりにもリキとともにいることで癒やされ、楽しんでいる家内と私のリキロスが、大いに心配だそうだ。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

たぶん、かなり、しんどいと思う。



だろうなぁ。でも、毎日毎日を、きちんと生きよう。リキと共に。そう、改めて思う。



そんなこんなを家内に語ろうとして後ろを振り向くと、空のソファーが、静かに笑っていた。


先日から家内は、あるプロジェクトで都心のホテルに泊まり込んでいる。

シーンとした部屋の空気に、なんだか、心が追いつかない。




昼間のやりとりからすると、家内は、元気なようである。

家内が元気だと、我が家は、明るくて平和である。





だから。





これで、いいのだ。




次女がいるからか、いつもより落ち着きのないリキ



GIFリキは今日もリキ走



磯貝さんの作品は、少し結末が切ない。切ないという表現が正しいかどうかはちょっと判断に難しいが、ハッピーエンドではないことが多い。

考えてみれば、実際の人生も、ハッピーエンドなのかどうかわからない。たいていの人は、なにがしかの諦めや悲しみを背負って生きている。そういうことに気づかされる。

今回の、Watcher#17も、恐怖はなかったが、ちょっと切ない終わり方をした。

磯貝ワールドは、人はなんのために生きているのかを自問する種を、少し、わけてくれる。


落ちていた枯れ小枝と、コリキ
※コリキの顔は、一円玉よりも少し小さいくらいの大きさです

てるとさんは、ほんとうにチャレンジャーだ。常に、身の回りにあるモノの有効活用と新たなチャレンジに踏み込むことを考えているように思う。

だが、私がそんなことを言うと、照れながら、ちょっと興味がわいただけなんて言うのだろうと思う。

ほんとうのチャレンジャーや冒険家は、そういう心持ちの人なんだろうと思ったりする。てるとさんを見ていると。


世の中の不条理とか不合理は、数え切れないくらいある。だがそれを、躍起になって批判したり、こき下ろしたり、誹謗中傷したりすることでは何の解決にも何の前進にもならないとはわかっているのだ。わかっているが、ついつい、愚痴を言ったりする。

いわのりさんの文体は、決して愚痴や不平不満では無く。さらりと書いてある。

こういう、あっさりした文章を私は目指しているつもりなのだが、ついつい饒舌になり、余計なことを書いてしまうのである。



■追記■37日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。

人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。

下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。

約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放

「追放」って…。まじかぁ…。

でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。

これで、後には引けない…

まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。


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