ミニチュア・クリエーター 工房てると

大人になった今も小さかった頃の私が相似形のようにここにいます。その想いをつないでミニチ…

ミニチュア・クリエーター 工房てると

大人になった今も小さかった頃の私が相似形のようにここにいます。その想いをつないでミニチュア陶芸作家として20年を迎えました。作るとは未知と出会うこと。夢が形になるまでのプロセスそのものが私です。まだ見ぬ小さきもの達に出会いたい。作ることは生きること!今日もわくわく日和です。

マガジン

  • ミニチュア

    ミニチュアの陶磁器を中心に作っています。 多くのミニチュア作家は陶器を作る場合は型で作っています。 型を使うのは同じ物をたくさん作りたい時に使いますが、厚さを一定にすることが難しく、焼成すると歪みの出ることがよくあります。 ロクロを使うとこのリスクを極端に減らすことができる利点があり、時間も短く作ることができるので有利な反面、技術習得には時間がかかります。 この技術習得に挑戦してくれる方がいればリモートで喜んでお教えしたいと思いますが‥‥。

  • 日記的な

    ミニチュアやミニチュアハウスの日記以外をまとめました。

  • ミニチュア生け花

    ミニチュア陶器に野の花などを生けて楽しむ会を設立しました。 会員プレゼントもご用意していますので、気が向いたら会員になってください。

  • 動画

    ミニチュア陶器の電動ロクロ挽きの解説やミニチュアハウスなどの紹介です。

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    もりおゆうさんと脱サラ料理家ふらおさんの簡単レシピをもとに作った料理を中心にしたマガジンです。

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私のミニチュア史の整理棚

◆ミニチュア制作に役立ったいくつかの経験  高校時代 石膏デッサン・水彩画  大学時代 油彩画・イラスト  20  代 江戸凧の制作  30  代 スポーツカイトや創作凧の制作 (参考資料1)  40  代 9ゲージの鉄道模型やラジコンヘリ  50  代 七宝焼き・ステンドグラス・アクセサリー・陶芸        ◆ミニチュア陶器の制作のきっかけ  たまたま孫のために作ったおままごとの巨大なミニチュア作りが面白くなってしまい次第に小さく作りたいと思うようになりました。 ◆ミ

    • 引き算と足し算

      ミニチュア陶器作家が少しずつ増えてきた 前回のイベントでも若い女性の作家さんが 染め付けの皿を作っていたので嬉しくなった これまでもオランダのデルフト焼きなどの 洋風の染め付けの作家さんはいたんだけど 和風の作家さんは見たことがなかった気がする ぜひ腕を上げて欲しいと思って作品を見ると 印刷したものを使って焼いたとわかった 転写紙を自作して焼いたと言うので これはこれですごいと思ったんだけどね ところが普通の大きさの模様を縮小印刷して 転写紙を作るとどうなるか想像してほ

      • リスクはあるんだけどね

        今、ふくろうランプの制作をしている 前回は穴を塞ぐところまで書いたよね ふくろう本体がまだ生乾きのところに 透光性磁器土の素焼きの板を穴にはめたから 収縮率の関係でヒビが入る可能性があるんだ 本体が乾くと思った通りヒビが入ったよ 覚悟はしていたけどちょっぴり落ち込んだ でも全てにヒビが入ったわけじゃないので この割れた部分を埋めることさえできれば なんとか使うことはできるはずだ とりあえず 同じ粘土で埋めてみたんだけど やはり不安が残っちゃった そこで素焼きでも素焼き前

        • いいアイディアなんだけどね

          ブラックコーヒーしか飲まなかったあたしが 低脂肪牛乳を入れるようになったのが2年前 この豊富牛乳は日本の最北端に工場がある すごいのは低脂肪なのに甘みがあるんだよね 牛乳自体が美味しいので気に入ってんだけど 気になっているところもあるんだ それが牛乳パックの開け口がきれいにならず ボロボロの気持ち悪い状態になるんだよね それで思い出したのは百均の紙パック用注ぎ口 百均で探しても見つからなかったので ネットを探すと2個で500円だった 喜んで使ってみたところどうもおかしい

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          27ミリ?

          カミさんは寿バスカードを愛用してんだ このカードがあると100円でバスが利用できる 利用するためには負担金2000円がかかるので あたしのような自転車利用者には必要ない この寿パスは旭川市が補助金を出しているので 予算化されなければ消える運命なんだけどね 一度はなくなるという噂もあったけど 利用者が多くバス会社も助かっているらしい そのカミさんがバスで両替しようとしたら 新しい500円玉が使えなかったというんだよ それで運転手が旧硬貨に変えてくれたらしい 500円硬貨の

          地元の陶芸フェスティバルで見えたことを書いておくよ

          昨日地元の陶芸フェスティバルが終了した いろいろなエピソードがあったんだよね 1番はミニチュアろくろだったんだけどさ まずは楽しかった報告からしとこうかな 今回は小さなお友達が何人も遊んでくれたんだ 親子の微笑ましいやりとりもあったし リクエストを尋ねると戦隊モノが出てきたので 丸い物しかできないことを説明して何とか 立体的なリンゴで勘弁してもらったけどさ その中でいろいろなことを感じたね 1つは親の過干渉 子どもが言うより先に親が代わりに答えんだよ せっかく子どもが考え

          地元の陶芸フェスティバルで見えたことを書いておくよ

          「浜の真砂は尽きるとも、世に心配の種は尽きまじ」💚てると次生の句

          孫娘は漫画家の基礎を作るため 美術系大学に入学したのが十年近く前だった 高校時代からコミケなどにも参戦していて そこで少しは自信をつけたのかもしれない たまたまアップした漫画がネットで評価され 休学して上京し本格的に漫画家を目指したんだ しばらくは心配が続いたんだけど 幸いなことに単行本も出版され テレビドラマに採用されるという幸運も得た 大学進学すると思っていたその弟なんだけど なんとお笑いの世界に飛び込むと言うんだよね 進路先がお笑いの養成所となると 親ばかりでなくG

          「浜の真砂は尽きるとも、世に心配の種は尽きまじ」💚てると次生の句

          滅多にないことに‥‥‥だよ

          先日、白いとうきびの記事を書いたんだけど その画像を「みんなのフォトギャラリー」に 何も思わずにアップしたんだよね 翌日になって驚いたんだよね その白いとうきびが次々に使われたんだ 使われていた回数がなんと1日で6回だよ 初めてのことだったのでどんな内容の記事に 使われているのか見てみたんだけど 白いとうきびに関係のありそうな記事は 一つもなかったんだよね ワラ😆 なぜこの画像が使われたのか考えてみたけど ただ単に白いトウキビが珍しかったので 人目を引こうとして使ったの

          滅多にないことに‥‥‥だよ

          次に打つ手は?

          福島第一原発でデブリの取り出し試験が 始まったけどその取り出し量は数グラムだ 格納容器内部には880トンも残ってんだけどね 数グラムだって放射線が強くて危険だというし これ全てを取り出すのに何年かかるの? 全て取り出したとして一体どこでどのように 処理して処分するというのだろうか 多分北海道で現在実施されている地層処分の 文献調査ちゅうのが関連してるんだろうけど そもそも地震大国日本に地層処分できるような 安全な場所ってあるのかという問題だよ 仮に処分しても無害化に10万

          うまくいくとやる気が出るもんだねぇ

          いつもお世話になっているふらおさんレシピ 今回は『オクラの時短レシピ』だよ オクラと聞くと板ずりもするので面倒だし それほど美味しいと思ったことなんかないし あまり馴染みのない食材なんだよね それがね、板ずりは網に入ったままで産毛を 摺り合わすと取れるってんでやってみたんだ これは楽な方法だったね レシピの方はあまりにも簡単なんで 変えることなくそのまま作るしかないよ 結果はカミさんが美味しい、美味しいと ほとんど平らげてしまってびっくり! 高評価なのでまた作るしかない

          うまくいくとやる気が出るもんだねぇ

          右と左‥‥‥気になって

          カミさんは洗濯が大好きだ ところがたまにオヤッ?っと思うことが起きる 洗濯物をハンガーにかけているんだけど 後ろ前が逆にかけられていることがあるんだ 先日も画像のように反対になっている 針金ハンガーであれば前後は無視できるけど 普通のハンガーなら後ろ前は気になるよね 特にYシャツなんかはその傾向が強くなる 前後や左右って逆になるとわかるし 使いにくくてすぐに直すよね 靴ならいずくて(蝦夷弁)履いてられないよ ハサミなら挟まって切れないしね カミさんはTシャツだから無視した

          勘に頼ってばかりじゃね

          地元でも米が店頭から消えてびっくり カミさんはそんなこととはつゆ知らず いつものようにイオンの棚を見て 「なにこれっ!」 減反政策で農家を苦しめた上に後継者不足 機械化しようにもできない田んぼも多いとか 勘と経験がないとできないのが農業だよ 勘と言っても失敗の経験の蓄積だろうしね その経験が少ない後継者にとっての頼りは スマート農業と言われる勘に頼らない データ活用と機械化の農業なんだろうね ただこれにはお金がないと無理だよ 日本人は米を頼りにしている以上 農業も時代に

          たまにはこんなことがあってもいいよね

          我が家の隣の畑は何も植えられていない トラクターが何度か土を起こしていたのは 雑草対策のためだったようだね 先日、そこに介護施設が建つことがわかった その影響で工房横のゴミ箱の移動が決まった 実はこのゴミ箱、問題のゴミ箱だったんだ 敷いてあった合板が劣化して穴が開き プラ段で補修してもステープルが効かない 下からカラスに狙われることもあったし 利用者の留め金のかけ忘れなどのせいで カラスがやってきてゴミの散乱も発生した それが工房側から消えて離れた場所に移動だよ 散らかっ

          たまにはこんなことがあってもいいよね

          そんな手があったのかと宣伝したくなる話

          このところ毎朝トマトを収穫している 日当たりがそれほど良くないでせいか なかなか真っ赤にはならずに割れてきた そこに真っ赤なトマトを出してきたカミさん 「これ青い時に落ちちゃったトマトなんだけど 1ヶ月新聞紙に包んでいたら赤くなっちゃった」 朝もぎと比べるとこんなに違うんだけど 味は大根の方が甘いような気がした スーパーの味のないトマトも早モギなのかも 色だけで判断しないほうがいいようだね 以前注文があったような口の広い花器に 花を生けると縁に寄りかかり斜めになる 立た

          そんな手があったのかと宣伝したくなる話

          餅は餅屋 だからできないことは頼むんだよ

          京王百貨店のドールハウス展を主催するのは ミニチュア作家仲間の厨房庵さん 厨房庵さんの強みは何と言っても金属加工だ 自分でも彫金的な金属の作業はできるけど さすがにステンレスの加工なんてできないよ 厨房庵さんは元々調理器具を作っていた町工場 専門的な加工機械が揃っているのが強みだ 自分でできない特殊な熱処理塗装なんかも 近所の町工場仲間が助けてくれるそうなんだ そうやって生み出されるミニチュアだから レベルの高い作品が生まれるんだね そばセットを載せる台がなきゃ このセ

          餅は餅屋 だからできないことは頼むんだよ

          ちょっと足りないような気はすんだけど

          小島隆雄さんに頼まれた花器が焼き上がった この花器はドールハウス教室の生徒さん用で 個数にすると約130個にもなったんだよね それだけに制作だけで1ヶ月もかかったんだ 9種類もあるスタイル別に分類した上で 個数を確認して1個づつプチプチで包み スタイル毎にラップで巻くことにした 分類していると無地の花器が足りない! 実は使わないと思って別の釉薬を掛けて 焼いてしまったんだよね そんなこともあり、足りないものや 生徒さんが気に入らない花器もあるかもと 予備をたくさん入れて

          ちょっと足りないような気はすんだけど