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リキ日記_自立

ハリネズミの飼育者のことを、世間では、「ハリ飼い」というらしい。私は、その、ハリ飼いの中でも、まだまだ素人である。

我が家のハリネズミの名前は、リキという。


次女のチームを応援しようと、遠征を繰り返している。土日に試合することが多く。まるで、アイドルやスターの追いかけのような生活を、去年の秋から、している。

次女も実力が伴わない中、何とか決断してチームに合流したものの、いつ戦力外になるか、はたまた怪我などでチームを離れるかわからないので、今シーズンは、できる限り応援しに行こうと考えているのである。


心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

スポーツの世界は、やはり、厳しいからね。仕方ないね。行けるときに、行っておこう。


家を空けるということは、リキの世話を誰かに頼むことになる。同居しているのは、家内と長女だが。家内とは、同行することも多く、その時はやむなく長女、あるいは、長男に帰宅してもらってリキの世話をお願いする。

だが。

長男も長女も、仕事もあれば、プライベートもあり。そうそう、自宅にはいないのである。となると、やはり、自分自身でリキの世話をするのが筋であり、義務なのである。



心の中の、リトルkojuroが、ボソリと、つぶやいた。

リキの世話は、やっぱり、自立してコジがやらねばね。


うむ。それは、百も承知なのだが、今シーズンは。そして、できる限りは、次女に、応援の声を届けたいのである。


そんなこんなを家内と語らおうとして振り向くと、家内が笑って足を指さして笑っていた。

まあ、声を届けたところで。チームが勝つわけじゃなし。お金も時間もかかることだし。そろそろ、潮時なんじゃないの?


まあね。それも、わかっちゃいるが。夢を、私も、ともに、見たいのだよ。僅かの間だけでも。


マッサージのミッションは、今宵は、長くなりそうだ。


家内は、マッサージをすると、上機嫌になる。

家内が上機嫌だと、我が家は、明るくて、平和である。




だから。



これで、いいのだ。


至近距離から、リキの耳が見える



GIFリキは、今日もリキ走

今回のWatcherは、「俺」の、子供の頃のちょっと切ない思い出が蘇る。頑固で融通の利かないオヤジとの、動物園での思い出。

ふと、自分自身の思い出が蘇った。長男と、昔々、USJジャパンで、揉めたのだ。長男はあの頃から待つのが嫌いだった。まだ幼い長男は、来たばかりなのに帰りたいと言い出し、あまりにもしつこいので、じゃあ帰ろうと私は、言いだした。

義弟が間に入って、何とか帰らずに済んだが、まだあの頃は、私も、角張っている悪ガキのまんまだった。

「あれ」は、「俺」に動物園を思い起こしたが。私はこのWatcherを見て、「あれ」は見えずとも、過去の自分の至らなさを思い出した。

遠方に住む義弟。LINEでも送ってみようかなんて思った。


水仙とコリキ
※コリキの顔は、一円玉よりも少し小さいくらいの大きさです

古伊万里風の、てるとさんの、ミニチュア小皿。てるとさんは、芸術性は、実物大の焼き物に比べると薄いようなことを謙遜して言うのだが、あまりにも素敵で、いつも、展示会で見入ってしまう。

ミニチュア花器を早く、数多く集めたくて、ミニチュア花器ばかりを買っていたが、今度は、ミニチュア絵皿を手に入れてみたい。


いわのりさんは、きちんとしている。そう、思う。一年間、どう過ごすかを念頭に、毎年、計画している。

私は、自分の一年間の計画を明文化したことが、一度も無い。性格が大雑把なのである。こういう、いわのりさんを見習いたい。

それと同時に。いわのりさんは、投資を少ししたりしている。それも、見習いたい。

もう3月にもなってようやく、今年の私の計画の青写真のための思考が、動き出した。



■追記■16日目/66日
放課後ライティング倶楽部主宰のヤスさんが、エグい企画をやっている。66日ライティングランニング。略して「66日ライラン」。
人間が習慣化できるのは、66日間くらいを経てというのが一説にあるという。書く習慣と力をつけようというこの企画。新たな参加者が毎日のように増えている。
下述のヤスさんの記事のコメント欄に始めたいと入れると、マガジン招待のメールが届く。
約束事は、以下の3つ。
①300字以上を目安に書く
②投稿時、必ずマガジンに投稿(#66日ライラン)
③1日でも投稿をサボったら、マガジンから追放
「追放」って…。まじかぁ…。
でも、企画ものが大の苦手の私が、震える手で、参加することにした。まさに、ドキドキで。コメントすると、招待状が届いた。
これで、後には引けない…
まだ、参加できると思う。ご興味のある方は、添付記事のコメント欄にて、ヤスさんへアピールを。


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