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【子育て】写真から見る私の世界

カメラがほしいなあ。
2年くらい前にそんなことを考えていた時期があります。

高額なお買い物なので、欲しいモノの優先順位を考え、結局購入には至りませんでした。

いくつか雑誌や専門誌を読んでみたりしましたが、使いこなす自信がなかったのと、飽きっぽい自分の性格が怖かったからです。

外出のときは、できれば必要最小限の持ち物で行動したい私。
何より心強いiPhoneというアイテムがいつもポケット(もしくは小さなカバン)には入っています。
本を読んでいると、いろんな方が褒めているスマホのカメラ機能。
まずはそこから始めてもいいかと思い、購入を踏みとどまりました。

『新しい写真の常識あなたの写真は全部、正解。』という本に図書館で出会ったのですが、写真に対する考え方が面白いなと思いました。

著者が言うように、写真において基本的にピントを合わせる位置は、撮影者が最も注目した部分です。
「ピントの位置」=「撮影する理由」というのも大きくうなづけます。

私がiPhoneで最もよく撮るのはわが子の姿。
わが子の成長の様子を残したり、離れて住む両親や義理の母に送ったりするためです。

他に関心を寄せているものと言えば、わが子たちがあと10年ほどは生きるであろう地域社会。

Instagramでいろいろな方の長崎の写真を眺めます。
本屋や雑貨屋、カフェなど、長崎のお店のインスタもいくつかフォローしているのですが、お店の方が映した写真からは、長崎の魅力が違う角度から見えます。
写真が素敵な方のお店は、それぞれに地方都市の中で個性的に輝いている様子がうかがえ、足を運んで後悔した店は今のところありません。


著者は次のようにも述べています。

「自分と向き合うこと」というとすごくハードルが高いように思えるかもしれませんが、簡単に始められるのが写真のよいところです。(中略)撮って、比べて、その違いを味わってみれば、自分の感覚はどんどん磨かれていきます。

p269

本をもとに自分と向き合ったり、自分の世界を広げたりするお話はよく耳にしますが、写真にも同じような効果があるかもしれません。

基本的には見ようとしたものを見るのが目の役割ですが、見ようとしなくても見えるものも視野の中にはいつもあります。

カメラの向け方を変えると世界の見え方が変わり、今までの自分と違う自分と出会えると考えると、自分が撮った写真との関わりも変化しそうです。


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