【子育て】『ねこのゆめ』【図書室】
久しぶりにねこ絵本。
荒井良二さんの『ねこのゆめ』。
見つめるその先にはなにがあるのでしょうか。
大きな家に住んでいるねこのユメは窓から外を眺めています。
出たことのない街の景色や出会う仲間たち今の自分にはない世界を夢見て。
行きたい、なりたい、会いたい。
家ねこも、街ねこも、未来に思いを馳せ、この絵本では夢見ています。
読みながら、私たち人間も未来を夢見るわけです。
ここまで書きながら、絵本の表記は夢ではなくゆめであったことに気付きました。
子どもに読み聞かせをするときは、この絵本のように、頭の中は夢ではなく、やわらかなゆめと想像した方がいいかもしれません。
大人になるとなかなか夢見るのも難しいです。
目標であったり、ゴールであったり、将来像であったり。
大人の世界もなかなか見通せない未来を半ば強制的に考えさせられる場面が結構あります。(おっと危ない、愚痴っぽくなった。)
わが子に読み聞かせをするときは、やわらかく、あたたかく、想像することの楽しさや未来に続いていく希望を声にしたいものです。
☆こんな子にオススメ
・ねこが好きな子
・想像することが好きな子
・やわらかい話が好きな子
・将来の夢がたくさんある子
☆対象年齢
・4歳くらいから
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