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フィンランド生活13日目|始業式前日、私が今此処にいる理由

Moikka! Olen mitsuki.🍄

明日はAalto Univ.での初授業日!🎓
1st sessionに向けて自己紹介スライドを完成させたり、人に会ったり、サウナに行ったり。最後の休日を思いっ切り楽しんだ◎

今日は始業式前日ということで、
『The Wood Programを通して私が学び取りたい事』
を宣言しようかな。

私がどうしてもフィンランドに来たかった理由は大きく二つある。一つは、自分の建築デザインに対する資質を深めたいから。もう一つは、フィンランドのワークライフバランスに対する考え方や行動の取り方を吸収したいから。この二つをThe Wood Programを通して学びたい。

『自然要素を引き出すデザイン』をもっと知りたい

私はAlvar&Aino Aaltoの建築作品がとても好き。シンプルに好き。だから学部の卒業論文ではAlvar Aaltoについて研究した。
(『Alvar Aaltoの屋根形態とvesiの概念に関する研究』)

ちなみに、Alavr&Aino Aaltoは20世紀フィンランドで活躍した建築家夫婦👫🏻

何が好きなのかというと、Aaltoの建築作品はあらゆる自然要素を最大限に引き出して空間を彩っている所が好き。

例えば、光。
北欧の冬は日照時間が短いから、採光について工夫を凝らさなければならない。どこに窓を置いて、どの角度で反射させるかまで考えられて設計されている。
その上機能だけではない。同時にその光が最高に美しくなるようにデザインされている。
だから良い。

こんな調子で卒論では雨と屋根について研究して考察した。シンプルにめちゃくちゃ楽しかった。卒論辛いってよく言うけど、私は全然楽しかった。

だけど卒業計画に移って
「あれ?私20世紀のデザインばっかり学んでたじゃんね」
と気付いた。Aaltoは好きだし勉強する所は沢山あるけど、現代にそのまま持って来ることはできない。

だから、21世紀現代のフィンランド人や国際学生は自然要素に対してどんな考えを持っていて、それをどのようにデザインに活かすのかを知りたい。 

The Wood Programは名前の通り、木材と建築を考えるプログラム。木という自然要素を使って、皆んなはどんなデザインを考えるんだろう?

これが私の学びたい事その①。

フィンランド人って何でそんなに効率良く働けるの?建築業界でも同じなの?

日本の建築業界はハッキリ言ってブラック。
皆んなとっても頑張り屋さん。毎日夜遅くまで建築について考えて、より良いものを作ろうと奮闘している。

学生時代も同じ。もちろん没頭している間は楽しい。

だけど、これって一生続けられるだろうか?
結婚して子供が産まれてもこの調子で働けるかな?身体壊さないかな?仕事以外にプライベートな時間って持てるの?

そんな疑問がふと湧いてきた。

一方フィンランドはどうだろう?
世界幸福度ランキング1位で、ワークライフバランスが良いと言われている。

『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』という本まで出ている。

え、私もその働き方したい。

もちろん頑張ることは偉い。
そのエネルギーは人の心を打つと思う。

だけど私は効率良く働いて、プライベートの時間も欲しい。我儘で甘ったれなのかもしれないし、単にlazy girlなのかもしれない。でももし何か効率良く働くコツがあるのなら、私はそれに倣いたい。

この間シリヤさんと話した時、フィンランドの事務所では普段17:00きっかりに終えると言っていた。18:00に終える日は「うーわ、こんなに働いてしまった」という気持ちになるらしい。(もちろんコンペ提出2日前とかは遅くまで働くけど)

ねえ、何をしたらそんなに効率良くできるの?

The Wood Programは国際学生によるチームワークで行われる。フィンランド人を含めた国際学生がどのように動くのか見ることができる。しっかり吸収していきたい。

これが私の学びたい事その②。


ここまで長々と読んでくれた人、Kiitos!!✨
こんな私の留学生活が明日から始まるよ◎
今日は画像がなくて申し訳ない!
あ、今日食べた「甘いりんご」でも載せとくね!昨日食べた「りんご」より甘かった!
だがしかし今のところ青森産のりんごが私的に一番美味しい。あんなに蜜のあるりんご、珍しいっぽい!

Kitte Moi!
mitsuki.

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