HSPもASDも関係なく持ってるんじゃない?グレーゾーンの特性とは?

グレーゾーンという言葉を私はこのnoteでもあまりポジティブに使っておらず、むしろ発達障害の問題点の曖昧な部分の代名詞として使っていた。

が、どうもHSP、ASDともに普通の人も持ち合わせている部分というのが正しい気がしてきた。

だから、自分も発達障害ではないか?疑う人が出てくるわけで(ただ、自分を自分で疑える点でかなり大人の発達障害ではないと思えるが)。

では、逆に定型発達の特徴とは謎やと考えた時に、出てくるものは、義務教育前の子どもの正常発達過程くらいしか触れていないので、簡単にいえば、皆普通に育つと発達すると定義ついていると思うと。。。

私のようにACになる環境から一部ADHDの症状があった場合は、正常発達の妨げ的過程環境(外部的要因)から2次症状的に出ていたと推測したけど、どこからどこまでやねん、HSS型HSPが後天性的に身についたならACだったかとも思うが、ADHDより HSSの特性として見ていた感もある。

というわけで、純粋にグレーゾーンの特性について抽出してみよう!
(きっとみんなも持っている、そして定型発達ならそうさせられた前提条件の外部要因があるはず、と仮説を立てることにした。ここでも自分に誤解が無いように追記だが、本来発達障害の子は、「やらない」のではなく、「できない」という特性を理解することから始まるとなった時、発達障害ではない人々には「理由」が存在する。その点が私にとってはACの原因追求になっていると考えている。)

以下参考図書|もし部下が発達障害だったら
(感想からいうと何が問題が全くわからなかった。対応はいたって新人社員に対する接し方と一緒でむしろできてない方が上司として問題と思うことばかり)

この図書での発達障害での問題点「なぜ何度言っても同じミスを繰り返すのか」
※発達障害というテーマにおいて、医師でもない一般人が安易に病名と結びつけて考えてはならないという点は、今の私の戒めにもなり重要だと思うが、「傾向」という側面から紐解きはしたいと思う。それは誰しもが当てはまるだろうから。

改善ポイントは、「自分の特性を知って、それをどう活かすか」
(得意/不得意・好き/嫌い・快/不快)

特徴|神経系からくる根本気質と名付けてみる|1次障害
・人間関係が苦手
・感情のコントロール
・想像が苦手
・曖昧、目に見えないものが苦手
・関心ごとが深くて狭い
・一点集中
・手順、やり方にこだわる
・感覚敏感
・特異的時間感覚
・生活リズムが崩れやすい
・ワーキングメモリが低い
・不注意
・多動・衝動

2次障害|上記の原因から招くトラブル集
・失礼な態度を繰り返す(相手の気持ちが想像できない)
・毎回遅刻(生理現象に近い)
・ドタキャン(生理現象に近い)
・メンタルヘルス不調(もともと運動が苦手な発達障害は多いらしい。DNA?)
・報連相ができない=状況の程度を把握して判断できない
・仕事ができない・遅い=マイペースから来てる場合、効率を求めるのは無理
・逆算作業ができない
・生理現象優先(あくび・居眠り)
・口頭理解が苦手+他人の行動興味薄によるトラブル
・臨機応変が苦手+変更はルール違反と考えてしまう
・電話の取次がでない=状況に応じた質問変更ができない
・忘れ物が多い(生理現象に近い)

が本書のトラブルケース集なのだが。

発達障害も「できない」ではなく、学習してできるまでが人より遅いという解釈が今は正しそうで、それってできない子に対してみんなに言えることだし、上司の配慮としては、「常識だろ!」という考えは捨てて、幼稚園児に理解してもらえるくらい砕いて伝える。(だけど、その上司が支え方下手だったり、論点ズレちゃうエモーショナル人種だとまた拗れるんだよな。本書には書いてないけど)

その「常識だろ」を捨てるのが相手に失礼だと一般人は思うから、確かにそこは「発達障害です」とラベリングが一枚あるといいと思ってしまう。

私のレベルだとできないことにこなくそと思うから、その生理現象含め無理な場合(これは人生で鬱だった時と一緒とくくっている)以外は、たとえ、診断が降りても公表しないと思う(認定された人に実際あっても日常生活問題なく、自傷行為などあるから認定されたようなケースもあり、本当認定ってなんなのと思う)。

それがグレーであり、まずはその自己ジャッジでいい気がする。診断が降りなくても、自分はそういう傾向が強くて。。。と説明する。もう、生理現象含めコントロールできないくらいなら。。。それは病院行ったほうが良さそうだ。(ほぼ発達傾向の強い人は、第三者との折衝時に「私はそうゆう人間なんで!」と居直るケースがあるのでそれはなんとかしてほしい。保護者に伝えたいもんだ。)

というかこの本がすごいのは「発達障害」の本質に触れず、一冊書き上げたところだなと思う。

私が今、グレーゾーン傾向の強い人たちとの課題にしているのが、道徳、倫理観の一線を越える局面での相互理解なのだが。
ビビるほどこの本で触れていなかったのは、タイトルにあるように対象を「部下」としたところかもしれないな。そう考えられると上手くまとめられているとも言えるし、逆に「上司がグレーゾーン」とした時の恐怖が倍増、カサンドラ一直線ゾッとしかしない。のだがどうしよう。

共存したいんですけど!!!もう!!!

このカテゴライズに関しては、「自分を正しいと思ったところで暴力である」なんて言った人がいて、距離を置くということでとりあえず、よしとするか。

さてと、発達障害の本で問題視されていたケースにおいて定型発達も間違えなく持ち合わせていると思う。なにが、違うかというと「度合い」だと思う。

定型発達の人が以下の場合
・人間関係が苦手(人見知りが問題?中年にはなくなるのでは?
・感情のコントロール(鬱とか他のb病気
・想像が苦手(共通言語の認識の問題
・曖昧、目に見えないものが苦手(みんな苦手じゃない?初回は
・関心ごとが深くて狭い(好きなものにはそうゆうもんでしょ
・一点集中(できるといいよね、憧れ項目
・手順、やり方にこだわる(仕事する時大事だよ
・感覚敏感(神経のことはちょっとわからないな
・特異的時間感覚(神経のことはちょっとわからないな
・生活リズムが崩れやすい(その神経からきているやつで、鬱とか
・ワーキングメモリが低い(これはLD的なところか?
・不注意(テンパってばなる
・多動・衝動(テンパってばなる

定型発達に対していうのであれば、これは一時的と言える。また、+鬱や過労や極度の緊張と言ったよくないストレス下であることは前提条件にはいるだろう。

それをクリアしていたとして次によくないのが「負の思考習慣」これは自分がACにだったことがわかりADHD傾向が強い時にその落ち着きのなさがない点の根本は自分を自分で追い込んでいることだと知った経緯から見つけた。

・最初にやり方に固執する
・大きなことを始める
・コツコツやれずに、大きな努力と根性、一気にやる
・自分だけこっそりやる
・記録やふりかえりをせず、暗雲にやる
・やりたくないけど、やる意識が強く苦しみに耐えている

負のスパイラル思考

この点において発達障害の「できない」に対する課題を克服しようとした前向き(理由がただ怒られたくないだったとしても)の調和へ向かう努力の結晶だと私は思っている。

逆算すれば紐解ける。

「やりたくないけど、やる意識が強く苦しみに耐えている」

難関マインドリセット

「やりたいこと」しよう!と極ありふれた結論になる。ただ、今点において、「他人領域」を犯さない範疇でという点で「人の領域」と「自分の領域」がごっちゃになって、結果怒られるのが発達障害でに多い傾向なんだよな。この「できない」について、「どうすれば理解されるのか」本当に困っている。マリーとアン問題である。

ま、結局、若人の定型発達もよくやっちまうやつなので、怒られて成長というのは現代の定説。そうやって大人になるものだと私も思っている節がある。

とはいえ、「本人が気づくか気づかないか」。

この課題は個々で長らく抱えてもらうとして、次に「場当たり的」経験値が作用する「代償的機能」

その場をやり通せる能力が個々に偏った環境から特化したケースを皆持ち合わせていると思う。これは個人の努力の賜物で私は大いに褒めてあげたい一方、それが気質にあってないから知らぬ間に個人のマイナスストレスの蓄積になっていると予想している。

はい。ここまできた人たちの拗らせ事情をなんとかしたいのが私のフィールド。となると、ここまで来れてないものに関しては、どうしても「自力でなんとかせいや!」となるから、結果頑張れとしか言えないのが半分申し訳ない、半分、みなの人生の課題だと思う。

そして、それが自己理解を眩ませて「自分できます」とか誤認している。

自分を抑圧して、いつか爆発までのカウントダウンと私は呼んでいる。

おっとここまできたら、発達障害も定型発達も同じ土俵の気がしてきた。

よしよし。

が、本当にその起源となるベクトルがまじで真逆の発達障害と定型発達。そりゃ13日の金曜日のジェイソンも誕生するわと感心する日々。

とりあえず、みんなで生きるとは、「意見のぶつかり合い」なのだが、それをソフトにぶつけるではなく、当てるくらいにすると結構の割合がうまくいきそうだから、「こだわり、居直り、嘘つき」だけはなんとかしてほしい。

発達障害の「こだわり、居直り、嘘つき」はやっぱり度を超えるけど、定型発達の「こだわり、居直り、嘘つき」もループによる妄想パワーアップは同じくらい不幸だと今日はここに記しておこう。





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