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リモート組織運営の攻略法

はじめに

新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響により、2020年は世界中で "我慢の一年" になりました。
2020年4月から始まる予定だった授業は休講になり、多くの大学では通常より約1ヶ月遅れた5月頃から、Zoom等を用いたオンライン授業が始まりました。私たちも対面ではなくオンラインのみで授業が行われるようになりました。
手探りで始まった自粛生活を過ごす中で、日常生活を制限された時代に私たちができることを見つけていこうと考ました。そして、”全力自粛大学生”として「遠隔下での楽しみ方」を探究し、noteを活用して発信することにしました。

今回の記事では、1年間の活動を通して私たちが発見した【遠隔でしか会えない状況下で、人間関係を紡ぎ、回復していけるようなアイデア】を皆様にお伝えしていきます😊
「全力自粛大学生の遊び方」の詳細はこちら↓↓
https://note.com/mzemi_students5/n/nbfe6eefaf2d5?magazine_key=m73e4a3260abc

1,オンラインでのおすすめ企画紹介

ここから、「おすすめの遊び」を体験しやすい順、初級・中級・上級の3つに分けてお伝えします!

~初級編~
まずは、新人研修や学校のアイスブレイクにオススメのゲームをご紹介します。ルールが簡単で、且つ会話を楽しみながら進められる内容になっており、初めましての方と仲良くなるには持って来いの企画です!!


①Zoomでワードウルフ
まず、私たちが1番最初のアイスブレイクで取り組み、おすすめだったゲームは、「Zoomでワードウルフ」です!ワードウルフは公式LINEアカウントを使用することで簡単に楽しむことができます!Zoomとの相性も良く、ゲーム自体が会話必須の内容になっているためアイスブレイクには最適です◎

https://note.com/mzemi_students5/n/n8921e99ec688

②Zoomで謎解きゲーム
次に紹介したいゲームは謎解きゲームです!
謎解きゲームは、事前に「謎(=例題)」を用意しておく必要はありますが、謎解き本やインターネット上に参考にできる謎がたくさんあるので、それらを使用すれば簡単に始めることができます!また、チーム戦にして競い合えば、謎を解いている間に仲良くなってしまっている可能性大です☆
https://note.com/mzemi_students5/n/n9f506c44871a

③Zoomでフリー画像バトル
Zoomでフリー画像バトルは提示されたお題に沿ってフリー画像を用いた作品を制作するゲームです!〈フリー画像を使用するだけ〉という自由度の高いルールで行うため、個性が出やすく、発想力が刺激される内容になっています!また、チーム対抗のバトル形式(少人数性)にすることで、リモートでのコミュニケーションのハードルを下げ、容易に仲を深めることが出来ます◎
https://note.com/mzemi_students5/n/n9b1753d8cc6c

~中級編~

少し仲良くなってきたチームにおすすめです★
中級編で紹介するゲームは初級編よりルールが少し難しくなり、難易度もあがります。事前に、グループでルールや操作方法などを共有し、より多くのコミュニケーションを取っていくことが必要になります!

①Zoom鬼ごっこ
はじめに、Zoom鬼ごっこです!このゲームは、Zoomの①ブレイクアウトルーム②共同ホスト、2つの機能を利用して行います。自由にブレイクアウトルームを行き来しながら逃げ回り、鬼と同じ部屋にしまったら鬼を交代します!リモート環境下でも、鬼ごっこの〈ハラハラドキドキ感〉を共有できるオススメのゲームです!

https://note.com/mzemi_students5/n/n59fbb8c91167

②Zoomかくれんぼ
次に、ZoomかくれんぼとはZoomを繋げながら範囲を決めてかくれんぼをするオンラインとオフラインを併用した遊びです!Zoomを繋げることで、隠れている場所は見えているため、謎解きのような感覚も味わうことができます。私たちは人数が多く、グループに分かれて行いましたが、少ない人数であれば1人で隠れて行うこともおすすめします★


③人狼ゲーム
初級編ではワードウルフを紹介しましたが、中級編ではリモートでもできる人狼ゲームを紹介します。人狼ゲームでは、1台のスマホをその場で回すオフラインでのプレイ方式があるのですが、今回はLINEを使った人狼GMbotでプレイしました!これにより、オンラインでも楽しくゲームを進めることができます!私たちは16人で行いましたが、役職が多くなり難易度があがるため、手軽に楽しみたいと考えている方は、10人ぐらいでゲームを進めることをおすすめします!

ワードウルフの場合、多数派か少数派という2つのグループだけで成立しますが、人狼ゲームはゲーム内の役割が様々存在するため、ワードウルフに比べて難易度が上がってしまうので中級編でのご紹介です。

https://note.com/mzemi_students5/n/n14880b20476c

④Zoom運動会
次は、Zoom運動会です!
Zoom運動会とは画面を通して、腹筋回数やバランス感覚など運動会形式でプログラムを組み、競い合っていく遊びです。
運動不足を解消できると共に、メンバーの普段とは違う一面を見られるかもしれません!運営は大変ですが、運動を通じてお互いを励まし合い、応援する中で仲間意識が高まる企画です。
https://note.com/mzemi_students5/n/n760d63379a40

⑤リモートプレゼンバトル
最後に、リモートプレゼンバトル!名前の通り、リモートで行うプレゼンバトルです。私達はゼミで行う企画を全てこのプレゼンバトルで決めていました。リモートでのプレゼン発表は画面上に意識が集まりやすく、オフラインよりも効率的に進めることが出来ます。投票方法等の工夫点は、以下の記事で紹介しています!

https://note.com/mzemi_students5/n/n8b40e02ee5c8
https://note.com/mzemi_students5/n/n8f9dd95aae1e

~上級編~
①Zoomでドット絵
Zoomでドット絵は、モザイクアートをzoomの画面を使って作り上げる企画です!具体的には、Zoomの背景画像を変え、スクリーンショットで複数回撮影、最後に画像をつなぎ合わることで一枚の絵を作成します。細かい調整が必要になり、完全オンラインでは進行が難しいため、感染対策を徹底した上でオフラインとオンラインを掛け合わせたハイブリット形式で行いました!苦難を乗り越えながら一つの作品を作り上げるため、完成した時の感動と絆の深まり方は圧巻です◎

ぴえん モザイクアート

https://note.com/mzemi_students5/n/nffa4c9af204e

②リモート大喜利

オンラインゼミ史上No.1カオスゲーム、リモート大喜利!!このゲームは、zoomの画面共有機能でお題を提示し、回答者はスベるプレッシャーと闘いながら必死に回答を絞り出すリモートでの大喜利です。アイスブレイクというよりはすでに仲良くなったチームでメンバーの個性を深掘りするためのゲームです。初級・中級レベルでは物足りない!もっと挑戦的な遊びを楽しみたい!という方にオススメです☆
内輪ネタで盛り上がることが多く、仲良しグループとの相性はバッチリです!!
ちなみに、私たちのゼミではよく罰ゲームで使われています😂(遅刻したときなど)

https://note.com/mzemi_students5/n/n78e656351534

③Zoomグラフィ
ZoomグラフィとはZoomを使って撮影された写真のことです。モデルとカメラマンがzoomを繋ぎ、撮影を行います。モデルはパソコンあるいはスマートフォンのカメラに向かい表情を作って一時停止、カメラマンはスクリーンショットで撮影します。一見簡単そうですが、モデルとカメラマンの連携が重要なことに加え、モデル側の負担が大きく難易度は高めです。カメラ初心者には少し難しい内容ですが、コミュニケーションを積極的に行えるという点では面白い企画です!
https://note.com/mzemi_students5/n/nf24cf13b15d3

④オンライン・ギョザリング
オンライン・ギョザリングは、zoomを繋げながら餃子を作って食べるというとっても平和な企画です。オゼキカナコさんのnote記事を参考に、少しアレンジさせていただきました。自宅にいながらも、作るところから食べるところまで全ての工程を共有できる、リモートならではの濃い内容になっています。一風変わったリモート企画に挑戦したい方にオススメです◎
https://note.com/mzemi_students5/n/n40ecc4cad273

2,Zoom使用時のおすすめ工夫ポイント

オンライン授業やリモート会議など、zoom等のテレビ電話ツールを使用する機会が増えました。対面とは違う環境で特にコミュニケーションの取り方に困った方も多いのではないでしょうか。

そこで、オンラインで出来ることを1年間模索してきた私たち全力自粛大学生がおすすめする「Zoom使用時の工夫ポイント」を3つに分けてお伝えできればと思います😊

①誰でも発言できる雰囲気を作る
②チャットを活用する
③最後の締め方を決めておく


①「誰でも発言できる雰囲気を作る」

誰でも発言できる雰囲気を作ることは、円滑に話し合いを進める上で大切です。

第1ステップとして、常にミュートを解除しておくことをおすすめします。話し合うときは全員ミュートを解除している場合が多いと思いますが、代表者が話している時も全員解除していると、すぐに反応することができます。
また、対面の場合は聞き手の反応や雰囲気を感じ取ることができますが、オンライン上だと相手の表情を読み解くことはとても大変です😓反応している様子が分かると発表者の不安は一気になくなり、話しやすい環境を作ることができます。

しかし、騒音などの影響により会話に支障をきたす恐れがあります。その時はミュート機能を使い、周りへの配慮をお忘れなく!
ミュートの状態、解除している場合どちらでも使うことができる反応ボタン機能が便利です!声を出さなくてもクリックするだけで意思表示ができてしまいます★
また、画面上の名前をあだ名に変更する。◯◯さんなど名字はなるべく避け、名前で呼び合うことで距離を近づけることもできます。名前の表記も一つのコミュニケーションツールとして使うことができるのです😊


②「チャットを活用する」

オンライン上で話し合いが行われる時は、チャットの活用により、会話の幅を広げることができ、活発な話し合いを可能にします
私たちは「ゼミ内コンペ」をした時に発表者の邪魔にならないように、思ったことを発表中にチャットに書き込むこんでいました!
発言することが難しい人や静かに聞いておかなければならない場合に大活躍します。
また、発表が終わった後にみんなの反応を見ることができたり、チャット内で新たなアイデアが生まれていたり、手を挙げて発言するより難易度が下がるのではないでしょうか!

詳しいゼミ内コンペの内容についてはこちら↓↓

「第1回ゼミ内コンペ」
https://note.com/mzemi_students5/n/n8b40e02ee5c8
「第2回ゼミ内コンペ」
https://note.com/mzemi_students5/n/n8f9dd95aae1e


③「最後の締め方を決めておく」

対面の場合でも言えることですが、特にオンライン上では、最後の締め方を考えておくことで、ミーティングにメリハリをつけることができます。
私たちはメリハリの付け方として記念撮影を行っていました!記念撮影は画面録画またはスクリーンショットを使って簡単にできてしまいます!
方法は撮影者の合図で動きを止め、画面に向かってポーズを決める、以上★

溝口ゼミでは、最後に全員同じポーズで記念撮影を行っていました。(ポーズは毎回無茶振りで誰かに決めてもらう)

Zoom遊園地写真

(Zoom遊園地での写真)

変なポーズであるほど楽しさを共有でき、コミュニケーションの一環にもなっていました😂
楽しい気持ちで終わることができて、思い出写真としても残すことができるzoomでの記念撮影はおすすめです!

※以上の3つの工夫ポイントは、ミーティングに意識を全集中させることが前提です。詳細はこちらの記事を参考にしてください↓↓

全力自粛七か条 ゼミの時間内は集中力全振り
https://note.com/mzemi_students5/n/n80772c1d8263


3,一年間の振り返り

前期(4月~7月)は今までnoteの投稿でお伝えしてきたようにzoomを使い、遠隔下での遊び方を考えてきました。
後期(9月~1月)は大学の方針で対面授業に切り替わりました。全員必ずマスクを着用し、席の間隔をあけ、会話をできる限り避ける等、フルリモートの前期とはまた別の制約がある中でゼミを実施していました。

noteの更新頻度は極端に落ちてしまいましたが、前期の遅れを取り戻すべく卒業研究に邁進しました。
しかし、そんな中でも遊び心は忘れませんでした。対面とオンラインを組み合わせたハイブリット型の「zoomかくれんぼ」を2学年33人で行うなど、学びも遊びも全力で取り組んでいました!

今回、この記事を書きながら、ゼミ活動が始まった当初を思い返してみると、当初は15人いる溝口ゼミ5期生のうち10が引っ込み思案、そして1人が話し始めてもミュートのままで無反応という絵に描いたような人見知り集団でした😢
また、対面で会うことができない寂しさや、これからどうなっていくのかという不安はありましたが、いつの間にか愛のあるいじり、冗談が言い合える日本一仲がいいゼミではないかと思っています😂
約1年間、多くの方に「全力自粛大学生の遊び方」の記事を読んでいただけたことに、私たち全力自粛大学生一同、やりがいと喜びを感じています😊
私達の記事を読んでくださった皆様に、少しでもhappyな気持ちになっていただけていれば嬉しいです。

一年間お付き合いくださりありがとうございました!!

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