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Zoomでドット絵

こんにちは!103万の壁を超えそうで全然バイトできていないきょうかです。(お金がない)

毎度のゼミ活動で変な企画を楽しんでいる私たち、今回はZoomを使ってドット絵制作に挑戦しました。

「なんやねんそれ」とツッコミのお声がたくさん届きそうですが、今回も写真オタクな溝口ゼミらしい企画になっておりますので乞うご期待です!

それではヒウィゴッ!

1.Zoomでドット絵とは?

ドット絵というのは、コンピューターの画面上にある解像度のマス目一つ一つに色を付けることでイラストを表現するというものです。ファミコン等のゲーム機の画面もドット絵で表現されていたため、見たことがある方も多いのではないのでしょうか?そんなドット絵を、Zoomを駆使して作ってみる。それがZoomでドット絵です。

私たちはゼミ活動の際に毎回Zoomでの活動風景をスクリーンショットで撮影し、記念写真として残してきました。背景をテーマパークの画像に設定した夢の国気分の写真や、餃子を背景にみんなで餃子を食べている写真もありました。

文字に起こしてみると「私たちって変なことをしているなあ」という実感が湧いてきますね。(そんな摩訶不思議なゼミ活動の様子は下の記事から覗けます)

そしてこの遊園地で撮ったグループ写真を見てお気付きの方、いらっしゃいますか?皆さん手を挙げてくださっていますね。ありがとうございます。

そうです。私たちは16人でゼミ活動を行っているため、画面上の表示が16マス、つまり4×4の長方形になるんです!世紀の大発見!エジソン呼んできて!(落ち着け)こうして16マスの画像をどんどん繋ぎ合わせていくことで、割と細かなデザインも再現できちゃいます。

やると決まれば本気で取り組むのが全力自粛大学生。ちあき(ギター使いのサラブレッド)を中心に準備を進めていきます。

2.鬼の準備期間

今までに私たちが挑戦してきたZoomを使った新たな遊び方の中には準備が必要なものもたくさんありました。が、今回は桁違い。

制作するイラストを選ぶところから始まり、イラストの作成、集合写真のポーズ決定、Zoomで決まった場所に配置するための方法、と準備することが多く、ゼミ内コンペからの2週間を準備に費やしました。もはや一大プロジェクト。

特に工夫が必要だったのがイラストをドット絵に変換する作業。細かい色味や影の付け方を調整し、丸く立体的に、なおかつ不健康そうな顔にならないようベストな配合を見つけなければいけません。(マスクをつけている時点で不健康では?という疑問にはお答えしかねます)


また、Zoomの画面は正方形ではなく16:9になるので、通常のドット絵と同じような変換ができません。(なんてこった)16:9のマスを作り、なおかつ全体で見たときには正方形に見えるようになる比率を探します。

こうしてちあき様がたどり着いた答えは横6×縦10!私たちって文系だよな…?と疑うほどの計算力により、無事にドット絵の下絵が完成しました。

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圧倒的マス目。その総数960。この労力、本当に大変だったと思います。ちあきには感謝してもしきれません。この計画書をもとに本番に臨みました。


3.いざ対面モザイクアート

こうして迎えた本番当日。私たちは全力自粛を掲げ春学期の期間中オンラインでのゼミ活動を行ってきましたがこの日ついに、初めて対面下でゼミ活動を行いました。

というのもついに、ようやく!対面での授業申請ができるようになったのです…!(感動の涙)記念すべき初の対面下でのゼミ活動に何をしようか頭を悩ませた結果、以前に案としては採用されていたものの「オンラインだけだとこれはちょっと難しそうだよね…」と躊躇していたドット絵作りが採用される運びとなりました。

その他の候補案の皆様にはお祈りメールを送らせていただきました。益々のご活躍をお祈りしております。

もちろんコロナ禍真っ只中のため、「誰がどう見てもツッこめない感染症対策を」というスローガンを掲げて挑みました。

当然ながらマスクやマウスシールドの着用徹底、入室前のアルコール手指消毒、教室内の長机はひとりで1つ使用、前後左右の机は空けておく、全窓とドアの解放などなど、思いつく限りの対策を施しました。

途中で窓にセミがくっついてきてしまい、窓際の女性陣大絶叫でした。周りの教室に誰もいなくてよかったです。

4.撮影開始

そんなこんなでやっと撮影開始です。全員がパソコンの前に座り、Zoomの音声はミュートした状態で臨みます。

あらかじめちあきが作ってくれていた背景用の画像をダウンロードしておき、変更しながら1枚1枚撮影していきます。その数なんと60枚。(修行かな?)

ということはちあきが考えてくれたポーズも60個。汗と涙のポーズ集をご覧ください。

1.指ハート 2.羽根ハート 3.今日好きポーズ(指ハート、銃) 4.頭の上でハート 5.目の下ピース 6.アゴ下ピース 7.ダブルピース 8.恋ダンスポーズ 9.ウインク虫歯ポーズ 10.ほっぺツン 11.パプリカポーズ 12.考える人ポーズ 13.小顔ポーズ 14.ぶりっこポーズ 15.ないしょポーズ 16.ハンサムポーズ 17.髪を持つポーズ 18.ほおづえ目線そらしポーズ 19.まつ毛ポーズ 20.あちゃー(>_<)なポーズ 21.ジャーン!(両手を広げる) 22.耳に手をあてるポーズ 23.メガネポーズ 24.メガネポーズ下 25.たこ焼きポーズ 26.肉球ポーズ 27.ガオガオポーズ 28.うさぎポーズ 30.クマポーズ 31.指差し 32.セーラームーンポーズ 33.あっかんべー 34.手の甲をほっぺにつけるポーズ 35.ウーパールーパーポーズ 36.ムンクの叫びポーズ 37.釈迦ポーズ 38.非常口ポーズ 39.UVERworldの人がやってたやつ 34.キツネポーズ 35.ロックっぽいポーズ 36.ウィッシュポーズ 37.教祖っぽいポーズ 38.シャキーン 39.ニワトリポーズ 40.猿ポーズ 41.中指と薬指の間を開けるやつ 43.証明写真ポーズ 44.そのまま寄り目 45.星屑を掴むポーズ 46.カメラポーズ 47.かめはめ波を撃つ 48.腕でハート 49.左肘を抱えるポーズ 50.ジョジョ立ちポーズ 51.波のポーズ 52.粗品のツッコミポーズ 53.ひょっこりはんポーズ 54.カズニョロポーズ 55.ぺこぱのシュウペイポーズ 56.TT兄弟ポーズ 57.オッケーバブリーポーズ 58.舘ひろしポーズ 59.ゆりやんの調子乗っちゃってポーズ 60.全力の変顔!!

うん、多い!!!これだけの数のポーズを1人で考えてくれました。感謝感激、雨せんべい。(ん?)

撮影時はうっちー(クリエイティブサイコパス)がパソコン画面のスクリーンショット係になり、「誰々は何色にして~」と教室のマイクを使いながら1枚1枚指示を出し撮影してくれました。その姿は教授さながら。

17.髪を持つポーズ(持っているはずの髪の毛は背景の中に消えました)

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38.シャキーンのポーズ(うっちーは撮影する都合上ポーズが取れません)

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49.左肘を抱えるポーズ(いまさらだけど、うっちー、何でピンクのマスクにしたの!?)

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楽しそうに笑っていますが、わりと地獄でした。(疲労)

それは何故なのか。Zoomでは、誰かがビデオのオンオフを切り替えると、並んでいる順番が入れ替わってしまいます。一瞬のうちに。なんという鬼トラップ。

しかし言い換えれば、ビデオのオンオフを操作すれば画面上での位置を調整できるということ。トラップを逆手に取り、私たちは無事に天国への入り口を見つけました。

しかし一難去ってまた一難。パソコンによってはスペックの問題によりバーチャル背景が使えないことが判明しました。(被害者:溝口先生)

今度はこれを解決すべく、Zoomの背景選択の際の「グリーンバックがあります」という項目にチェックを入れたうえで映像にはSnap Camera経由でグリーンバックを入れるという裏技を駆使し、無事に天国へと到着しました。(溝口先生は裏技の副作用でひたすら背景と同化していますけれども)

全員がパソコンに向かって真剣に変なポーズを決め、うっちーが真剣に「せーーのッ」と叫んでいる様子は傍から見ればさぞかし頭のおかしな集団だったことでしょう。周りの教室に誰もいなくてよかったです。(2回目)

実際に挑戦している動画はこちら↓(2:39~2:54)


5.仕上がりはいかに

そんなこんなで試練を乗り越え、やっとこさ完成した作品のタイトルは…!

「自粛に負けない全力自粛大学生~汗と涙のぴえんマスク~」

です。(長い)

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タイトルはさておきこれ、すごくないですか?!(自画自賛)拡大するとわかりやすいですが、全部私たちです。完成形を見た瞬間心の中でスタンディングオベーションしました。あ、皆さんも今してくださっていますね。ありがとうございます。

撮影し終わったときにも達成感はありましたが、実際に完成した作品を見ると「皆で一つのことをやり遂げた」という実感が湧いてきて、より一層の達成感を感じました。

そしてそれと同時に、オンライン上でも心は密につながってきたゼミ生同士の心の距離もより一層縮まるのを感じました。(体の距離は引き続き2メートル空けておきましょう)

6.みんなのクロスレビュー

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6.執筆者の感想

春学期の溝口ゼミの集大成ともいえる本当に楽しい企画でした。腰はちょっと砕けそうになりましたが、ほぼ初対面状態だった私たちも皆で心をひとつにしてキャピキャピすることができて心の距離ギッチギチになりました。嬉しい限りです。

毎週のゼミ活動でZoom企画をしてきた私たち、もちろんどれも楽しかったですがやっぱり実際に会えたときの喜びは半端じゃなかったです。遠距離恋愛ってこんな感じなのかあ、と思いました。(多分違う)

準備がめちゃくちゃに大変なこととシンプルに目、肩、腰が疲れるという懸念はありますが、そのぶんやりがいもひとしお。

新しいクラスで、班で、ゼミで、会社で、半年経ったけどイマイチ親睦の深め方がわからない…行事がなくなって思い出作りが全然できない…なんてことありませんか?

Zoomでドット絵、今までの企画と少し違うところはズバリ形として残せることです。同期や友達との思い出作りに、お世話になったあの人に、寄せ書きの代わりに一風変わったプレゼントを送ってみましょう!

オンラインが主流になった今だからこその特別な思い出になること間違いなし♪(通販番組ではありません)

秋学期からは対面での活動がスタートした私たちですが、引き続き体の距離を保ちながらも全力で楽しめる方法を探す活動に励みたいと思っています。
対面下での全力自粛、その方法はいかに…?!溝口ゼミの冒険は続きます。それでは次回もお楽しみに^^

7.みんなのレビュー

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