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第1回 Zoomでワードウルフ

執筆者:あゆ(面倒くさがりチャンピオン)

1. 初回はみんなでオンラインゲームをやってみた

全力自粛活動の第一弾として、今回はオンラインゲームをしてみることにしました。

しかし、単にゲームをしようといっても決して簡単ではありません。まず、学生だけで15名、先生を入れて16名が楽しめるというのが第一条件。

今回は学生15人がかりででアイデアを持ち寄りましたが、対面不可の状況下で大人数が一度に遊べて、しかも無料という超神遊びを探すのは至難の技でした。そして、何よりiPhoneユーザーでも、Androidユーザーでもできるものである必要が。大富豪やUNO、イラストチェイナー、マリオカートなど沢山候補はあがりましたが、そのほとんどが条件を満たしていませんでした。

2.ワードウルフを選んだきっかけ

 私は以前、対面状態で友人とワードウルフをしたことがありました。与えられたお題に沿って話し合いをするのですが、他の人とは違うお題を与えられる「ウルフ」が存在します。自分がウルフかもしれないドキドキ感のもと話し合いを進め、ウルフを特定するというもの。通常のワードウルフの場合、スマートフォンでアプリをインストールし、スマートフォンをまわしながらゲームを進行していきますが、コロナ時代に対面は叶いません。そこで見つけ出したのが、ワードウルフの公式LINEアカウントでした!

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 ワードウルフはゲーム1回あたりの所要時間が少ないため、1時間で3ゲームはできると思います。お題によっては失言がすぐにバレてしまうので、素直すぎる学生が干されたり、先生が干された回もありました(笑)1回干された人は次のゲームからも怪しまれますが、干されても嫌な気分にならずドMかと思うくらい楽しそうに笑っていたのが、企画者としては嬉しいポイントです☺️

3.まずはやってみる

 ワードウルフを行うにあたり、まずZoomに接続します。今回はLINEグループでそれぞれお題を確認、Zoomで顔を見ながら会話、そして最後にLINEグループ上で投票するという形で実施しました。ルールをみんなで確認し、とりあえずテストゲームをやってみることに。

 ゲームを始めると問題点が一つ、また一つと明らかになってきます。まず一つ目の問題点は、初めに話し始めるのが難しいということです。初めに発する言葉の責任が重大。みんな反省している子供のように黙って固まってしまいます。そこで私が考えたのは、ルーレットで話し始める人を決めるという案でした。ルーレットで強制的にスタートさせることでスムーズに始まり、当たるドキドキを味わうこともできました。

そして2つ目の問題、それは会話が途切れてしまうことです。合宿をできていない上に全員が揃って対面での授業をしたことがなくまだ仲が深まっていなかったので、特定の人ばかりが話しみんな発言が消極的に。この問題を解決するために私は、次に話す人を指名する案を考えました。次の人を指名していくことで全員に話す機会を設け、徐々に化けの皮を剥がしていきます😏

この2つの案で、ワードウルフはスムーズに進行することができました。最初は反省小僧の集まりのような雰囲気だったのに、あれよあれよという間にキャラが大爆発。

これだけでも十分楽しかったのですが、今回私達はアイスブレイクを目的としていたため、加えて画面上の名前をあだ名に変更するとさらに楽しさが爆発します。(Zoomの自分のモニターの右上の…を押すと変更可)

あだ名で呼び合うことで、一気に距離が縮まったように感じます。Zoomの画面の工夫と合わせることで、ワードウルフは遠隔状況かでアイスブレイクを行うという難題に答える手段になっちゃうのです。

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また、次の3つの工夫が今回の成功の鍵であったと言えます😌

〈今回の工夫ポイント〉
 ①ルーレットスタートにしたこと
 ②指名制で会話が途切れないようにしたこと
 ③あだ名で呼び合うようにしたこと 

4. みんなのクロスレビュー

私たち、全力自粛大学生は自粛していても外に出ていた時と変わらないレベルのことができる、変わらず楽しめる。そういったものを探しています。

とはいえ、対面不可での遊び方を見つけていくためには、一人の意見だけではなく多種多様な意見をお伝えする必要があると思いました。そこで、一回ごとにクロスレビューをすることにしました。

参加者全員で140字のレビューに挑戦し、バトります(競い合います)。15人のレビュアーの中から各回上位5人が選出されます。   

視点が面白かったり、皆さんの参考になりそうなことや、出てきた課題点など、ほめるだけではない多角的な視点のレビューを掲載していきます!

今回のクロスレビューはこちら↓↓↓↓

クロスレビューー(ワードウルフ)

ルーレットの導入や、単調な回答を避けるための工夫(全員に対して質問をし、「せーの」でzoomのチャット画面に打ち込むなど)が必要ですが、全員が楽むという目標は概ね達成されたようです。

改善点があるとすれば、お題によっては中々ウルフの特定が難しいことです。会話するのが難しいので少し攻めた発言をしたり、怪しいと思った人に取り調べしたりした方が面白いかもしれません。また、Zoom上ではマイクの有無によっても会話のしやすさが変わってくることがわかりました。どうしても声が聞こえづらかったり、途中で接続がうまくいかない人が出てくる恐れがあるので、その点は改善の余地を感じます。

5.執筆者からの感想

 ワードウルフをやってみた感想として、アイスブレイク的には大変有効であったと思います。人狼のルールが少し難しい・苦手な人でも楽しめる案として今回提案してみましたが(実は私達の先生は人狼が劇的に弱い)、結果誰かが負け続けることもなくワイワイ楽しんでいました。何より、iPhoneユーザーでもAndroidユーザーでも関係なく楽しめるという点でLINE上での実施は効果的でした!

最後にはみんな笑顔で大成功のVサインで記念撮影!!✨

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いくつか難点はありましたが、誰でも簡単に遊べるゲームとしてワードウルフはお勧めできると言えそうです。学生間の仲を深めることにはもちろん、会社の歓迎会等にもオススメです。年齢性別問わず盛り上がること間違いなし!まだまだ手探りではありますが、Zoomとオンラインゲームの組み合わせに新しい可能性を感じました。今後もいろいろ発掘できそうです。普段は面倒くさがりだけど、こんな状況だからこそ頑張っちゃいます!!


Zoomでワードウルフ



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