見出し画像

ニューヨーク市、経済活動再開の第4段階へ(7月20日から)

ニューヨーク市は、新規の入院患者数や陽性率など、ニューヨーク州が定める基準をクリアしたため、7月20日から経済活動再開の第4段階(フェーズ4)に入ると発表しました。これにより、動植物園の営業や映画・テレビ制作、無観客でのスポーツイベントなど、屋外で感染リスクの低い芸術や娯楽関連活動が可能になります。ただし、感染拡大を防ぐため、動植物園は(入園可能人数を)収容可能人数の3割に制限。スポーツイベントは観客なしを前提とした再開になります。

一方で、美術館や博物館、ショッピングセンターなど、屋内の活動は引き続き制限されます。レストランについては、屋外のみの営業を10月末まで継続する予定です。

レストランは、すでに屋外での飲食が認められ、多くの店が路上などにテーブルを出して営業しています。今週末からテーブルを並べられる歩行者天国を40カ所追加し、チャイナタウンなどでも路上で営業ができるようになります。

ニューヨーク市の新規感染者数は減少傾向が続いていますが、テキサス州やフロリダ州などで感染が拡がっており、全米各地からの観光客が増えれば、再びまん延するとの懸念も強まっています。

◆リバティ島とエリス島について

自由の女神フェリーが、7/20からオープンします。(8:30~17:00)
ただし、
・台座と王冠を含む自由の女神内部
・リバティ島のインフォメーションセンター
・自由の女神博物館の劇場とインタラクティブ展示
・エリス島移民博物館の劇場とインタラクティブ展示、図書館
については、いずれも引き続き閉鎖となります。
・カフェのフードサービス、ギフトショップ、公衆トイレは部分的に再開。トイレは、係員が入口で調整し、一度に限られた人数しか利用できません。

◆メトロポリタン美術館について

・8月29日から週5日のみ(木~月で)再開(10:00~17:00)
・木・金は19:00までオープン
・会員向けプレビューを8月27日と28日に実施
・分館メット・クロイスターズ(The Met Cloisters)は9月に再開予定
・メット・ブロイヤー(The Met Breuer)は閉鎖期間中に閉館
・来館者数を、州や市のガイドラインに従い、通常の25%に制限して運営。来館者にマスクの着用と2メートル以上のソーシャル・ディスタンスを求める

※ニューヨーク州が定める基準、フェーズの詳細は、下のサイトが参考になります。ご参考までに

Keep Smilin' 1日も早く自由に旅ができるようになることを願って

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?