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これからも働くために少し立ち止まって考えた話 #仕事について話そう

お疲れ様です。私は今年で35歳の地方暮らし。これまでに4度の転職を経験し、現在は5社目に入社して約1ヶ月が経ちました。

新しい職場にはまだ慣れていませんが、業種も業務内容も3社目に近いので、ああこんな感じだったなーという感覚を少しずつ取り戻しています。
今回は、今の会社に入る前。4社目で過ごした半年間ほどの話。

まったく違う業界・職種への挑戦

4社目の職場は今までとはまったく異なる働き方を経験できました。
■はじめてのシフト制勤務(休みが不定期)
■残業はほぼなし。夜勤あり
■出勤場所がオフィスではない
■髪型・服装・ネイル・アクセサリー自由
■日常業務はルーティンワーク  
     
これまで営業職で会社勤めをしてきた自分にとってとても新鮮なことばかりでした。特に、平日休みという勤務形態は将来的に実現したい働き方のひとつ。

でも、年末年始は休みたいんですよねぇ…。

不規則ではあるけど、業務も時間もゆるくて身体も心も楽でした。わたしは前職で業務のプレッシャーや社内の人間不信から不安障害になりかけたのでこういう働き方もありなんだなーと思いつつ。
結局、長く続けるには金銭面と将来性がネックで断念しましたが、この働き方を経験できたのは本当によかったです。安定した副業と組み合わせられるなら将来的には再検討したい。

キャリアについて考えた

何でこんなに転職を繰り返すのか?自分で選んだ道ながら心配になることも。そんな目の前のことしか見てこなかった自分を反省し、
・これまでの振り返り
・これからの基盤づくり

という2方向から、自分の生き方や働き方に向き合いました。
自分で向き合うだけじゃなく、キャリア面談を受けたり、キャリア系のコミュニティに入ってみたりもしました。自分以外の方に、自分のキャリアを一緒に考えてもらえるってなかなかない経験なので大変貴重でした。贅沢。
そしていろいろと調べるなかで、“マルチ・ポテンシャライト”という生き方のことを知りました。

最初は、わたしこれかも!と衝撃を受けたのですがよくよく読んだら微妙に違うなと思うこともあり。ただ、今までの飽きっぽくてあれもこれもしたい自分を、それでもいいんだよと肯定してもらった気がしてこの出会いは大きかったです。別にひとつの会社で働き続けるだけが正解じゃないよねって。転職を重ねるばかりの自分に対する気持ちが、とても楽になりました。

地元は好きだけど仕事にしたくないと気付いた

転職活動では地元の会社と関東の会社の2社から内定をいただき、悩みましたが、最終的には関東の会社に決めました。
地元が好きなのに、そしてその会社は昔から知っているいつも楽しそうなことをやっている地域プロデュースの会社だったのに、東京の会社を選んだことが自分でも不思議でした。
転職活動中に、ある地域ボランティアの活動に参加しました。
地球に良いことをしよう!人のためになろう!とかではなく、地域の子どもたちを楽しませることを考えてやろう!という活動に報酬がつかないだけ。この活動が、まー、なかなかに満たされたのです。それで、わたし、地元との関わりはこれでよかったんだなーと気付きました。
今までは市や県のお金を使わせてもらって自分の会社が儲かるビジネスをしてたけど、なんかそれ嫌だったんだなーと。わたしは住んでいる街では、自分は住民としての意識を大事にしたいんだということに気付きました。他の町だったら、活性とか資源掘り起こしとか興味ありますけどね。

立ち止まった時間があるからまた歩き出せる

新卒入社し、社会人の一員となったあの頃。まさか自分がこんなに転職を繰り返す人生を歩むとは思っていませんでした。かといって、ひとつの会社でずっと働き続けるイメージもなかった。何にも考えていなかった、っていうのが正しいと思います。
20代の頃は、ただぼんやりと「30歳までは好きなことに向かって好きなようにやろう」と思っていました。貯金もあまりせず、目の前のやりたいことを優先し、30歳になったらちゃんとする。で、30歳になっても、別にちゃんとしてませんでした。ちゃんとするってなに?

それで、35歳という区切りを理由に、真面目な自分のわりにはチャレンジングな冒険をしました。経験をして、いろいろと気付いて知ることができました。だから、また社会に戻ります。
新しい場所はいつでも大変なことも心配なことも多いけど、前回の転職より心が落ち着いている気がします。

多分、次は40歳とかを言い訳に何かするんだろうな。

#仕事について話そう #わたしの転職体験

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