柴田真規子

編集&ライター。主に乗馬&旅メディアで執筆中。日本馬術連盟B級ライダー/全乗協…

柴田真規子

編集&ライター。主に乗馬&旅メディアで執筆中。日本馬術連盟B級ライダー/全乗協・初級インストラクター/2級審判資格取得。2021年より馬術部コーチ。「この世に生まれたときより少しでも美しく善い人間となれるよう、その魂を高め、清め、磨き上げていくこと」(稲盛和夫)が目標です。

最近の記事

  • 固定された記事

取材実績一覧(2017年1月~現在)

●2024年4号(3月発売) ・第6回ホースメッセTokyo2024 銀座ユニコーン/ぶりっじぷらす/DUBARRY/BLUE RIBBON/PeterHorobinSaddlery/シリカナノコロイド水/STAR Performance /moooo/リングホーファー萌奈美先生/ウィンザー直子先生 ・ホーススペース紡インタビュー “馬と人が尊敬しあう関係に” ・シャーペン画家 メイショウシリウスさん インタビュー  ・連載vol.23 新倉章太さん編 ビギナーの下乗りについ

    • 『温泉失格』飯塚玲児著 読了

      『温泉失格』(2013年、集英社新書)とは派手なタイトルで驚いた。 2000年ごろ、「日本秘湯の会」の温泉が好きで、そのガイドブックを中心に、よく温泉に入っていた。そのうち松田忠徳さんの温泉本が出始め、ガイドブックではよく“源泉かけ流し”というキーワードを見るようになった。 そのころからわたしは入るなら源泉かけ流しがいいと思っていた。 そこから20数年たって今、また温泉に入る機会が増え、再び温泉に興味を持ちだした。 きっかけは静岡の小さな民宿で、とてもいい湯に出会ったこと。

      • 『女大学評論 新女大学』福澤諭吉著 読了

        『女大学評論 新女大学』福澤諭吉著 現代語訳 加藤紳一郎訳。 この本が書かれたのは福澤先生が一度目の脳溢血で倒れた時から次に脳溢血で亡くなるまでの3年間のこと。 この本はある教育者によって読書が禁止されていたとも聞く。 訳者は名古屋文化学園の理事長。幼稚園や保育専門学校を経営している。 旧来の女大学がこれほどまでに男尊女卑だったことに驚き、 それを福澤先生が1890年代にひとつひとつ論破し、女性を百年来、千年来の憂鬱から救い、自信を持たせ、社会の平等の上に立たせようとしてい

        • 『Thinking Baseball』読了

          『Thinking Baseball 慶應義塾高校が目指す“野球を通じて引き出す価値”』森林貴彦著、読了。 森林監督の目指すところは、 「新たな高校野球の姿を示しながら、その価値を高め、 人を育てて、社会を豊かにしていくこと」。 高校野球の価値は、 ・困難を乗り越えた先の成長を経験する価値 ・自分で考える楽しさを知る価値 ・スポーツマンシップを身に付ける価値 野球をやることの価値は、 ・考える力を付ける。 ・実際に体を動かしながら、行動力を身に付ける。 ・チームや人など

        • 固定された記事

        取材実績一覧(2017年1月~現在)

          『学力の基礎は読み書き計算にある』読了

          隂山英男著、小学館発行。2001年初版 基礎学力づくりの手引きと指導の原則 小学校1年生 ・ひらがな、かたかなの清音すべてが読めて書ける。 ・助詞(てにをは)を適切に使い分けて文章が書ける。 ・百マス計算(足し算・引き算)が最後までできる。 ・配当漢字のすべてが読め、8割の漢字を書くことができる。 小学校2年生 ・配当漢字のすべてが読め、8割の漢字を書くことができる。 ・時間を追って、経験を話すことができる。 ・九九がよどみなく言える。 ・百マス計算(足し算・引き算・掛

          『学力の基礎は読み書き計算にある』読了

          『写真で見る馬を巡る旅』読了

          小檜山悟さんの『写真で見る馬を巡る旅』読了。 小檜山さんはJRA調教師。ナイジェリアの高校に留学経験がある。 東京農工大学馬術部を経て、JRA調教助手。 通算288勝(2月現在)。 小檜山さんが週刊競馬ブックで連載していた『馬を巡る旅』は単行本化され、シリーズが計5冊ある。 この本はその連載で発表できなかった写真をまとめたものだ。 この写真集だけ見ても、自分自身がまだ触れていない馬事文化が 国内だけでもたくさんあることに気が付く。 今一番見たいのは駈馬神事。あの曲芸を行

          『写真で見る馬を巡る旅』読了

          『共感SNS』ゆうこす著 読了

          『丸く尖る発信で仕事を創る 共感SNS』ゆうこす著 読了。 昨年、ゆうこすの投稿は炎上してしまいましたが、いまさら読みました(笑) ・フォロワー数=影響力ではない。 ・SNSでなりたい自分をつくる。 ・自分のやりたいことや方向性を語り、思い入れをもってもらうことがどんなテクニックよりも大事。 ・呼び捨てしやすい名前をつける。みんなが読める。 ・唯一無二の肩書をつくる ・立ち位置を間違えない ・新規ファン獲得は、youtube → Twitter → Instagram → ブ

          『共感SNS』ゆうこす著 読了

          『2020年の世界の真実』読了

          馬渕睦夫が読み解く『2020年の真実』-百年に一度の大変革期が始まっているー読了。 ・1917年から2016年までを特徴づけた時代精神はグローバリズム。1917年のロシア革命に始まる共産主義拡散時代を経て、ソ連崩壊による東西冷戦終了後はグローバル主義が世界を席巻した。 ・共産主義とグローバル市場主義は、「国境を廃して、国家を忌避して世界の統一を目指す」というイデオロギーで共通している。規制なき資本主義の終着点。 ・イギリスのEUからの離脱、ドナルドトランプ大統領選出が新秩序の

          『2020年の世界の真実』読了

          『子どもを東大に入れる母親のちょっとした習慣術』和田寿栄子著 読了

          東大卒の医者である和田秀樹の母の家庭教育論。 ・親ならば、一生を幸せに生きていける、一生、食べるに困らない生きる力を子どもにつけさせるべき。 ・謙虚であっても卑屈な人間になってほしくない。たとえいま、没落していても、「あなたは名家の出身。やればできる」と、自分自身に誇りやプライドをもって、自分ならできるという自信をつけさせた。 ・誇りをもつ上で、家族の物語や歴史はとても重要。それを伝える。 ・頭がいいこと、学歴が高いことがかっこいい。親がそういう人間を素直に尊敬する姿勢を見せ

          『子どもを東大に入れる母親のちょっとした習慣術』和田寿栄子著 読了

          『外国人観光客を呼び込む方法』読了

          『外国人観光客を呼び込む方法』インバウンドコンサルタント小野秀一郎著 日本実業出版社。 ・よりディープなジャパンを満喫しようとする外国人旅行者が増えている。 ・海外のお客様を接客することより、集客することが重要。 ・都市間だけでなく、旅は地方から都市。地方から地方へ。 ・自社外国語サイトを魅力的なものにしていくことが集客につながる。(写真や文章の刷新や更新) ・日本在住の外国人は大きな伝播力を持つ。 ・英語の能力よりも身振り手振りを交えて積極的にコミュニケーションをとる姿勢が

          『外国人観光客を呼び込む方法』読了

          『家ねこ大全285』藤井康一 読了

          ・毛づくろいは体についたにおいを消すため。飼い主に対してなめるのは愛情表現。 ・猫も「ダメ」「マテ」ぐらいは覚える。猫の頭をしっかり押さえて、低く、短く、強い口調で言えばわかる。 ・飼い主が外出しようとするとつきまとうのは分離不安から。 ・猫のDNA95.6%が虎と一致。飼いネコは1080万年前のヒョウから分かれた種。 ・猫がじーっと見てくるのはあなたのことが好きというサイン。 ・抱っこするときは、抱っこするよと声をかける。 ・プラスチックの容器は生体に悪影響がある場合があり

          『家ねこ大全285』藤井康一 読了

          『サラブレッドに「こころ」はあるか』読了

          『サラブレッドに「こころ」はあるか』楠瀬良著 読了。 ・馬は視覚の動物。350度見える。黄色をもっともよく区別でき、次にわかるのが緑。人間ほどは色の識別できない。 ・聴力はコウモリなみ。可聴域は人間に近い。蹄の音や鼻をならす音でエコロケーションも行っている。 ・嗅覚は子づくり子育てに使われる。母馬は仔馬を匂いでわが子と判断し、牡馬は雌馬が発情しているかどうか尿をかぎ分ける。 ・歯の構造は摩耗することが前提で、歯冠が高く、すり減っても伸びてくる。 ・草食動物はセルロースを微生物

          『サラブレッドに「こころ」はあるか』読了

          『文章力 かくチカラ』戸山滋比古 読了

          『文章力 かくチカラ』戸山慈比古 著 読了。 ・文章は料理のように、美味しくてつい食べ過ぎてしまうぐらいではないといけない。先が読みたくて、気が付いたもう終わっていた文章であろう。 ・短い文章がきりりと書けてはじめて、ものが書けるということになる。短文は小粒でもピリリと辛い。 ・案ずるより書くことも大事。毎日書いていれば、必ず上達する。 ・書きたいことが10あるなら、そこから2つか3つに絞る。それを組み合わせて、一口で言えてはじめて、テーマが出来たといえる。 ・思い切って速く

          『文章力 かくチカラ』戸山滋比古 読了

          『野生馬を追う』読了

          『野生馬を追う-ウマのフィールドサイエンス-』木村李花子著 東京大学出版会 2007年初版 読了。 ・北海道根室半島 ユルリ島放牧馬/カナダ セーブル島の再野生馬/ケニヤ サバンナのシマウマ/インド 小カッチ湿原のハイブリッド の話題。 ・ユルリ島という孤島には、以前コンブ漁で使われていた馬が放たれた状態にある。肉馬として繁殖をしているので、牝馬と仔馬だけの島に、牡馬が一頭だけいて、数年おきに牡馬は入れ替えられている。島を仕切るのは牝馬で、年功序列で組織立ち、全頭が集団行

          有料
          100

          『野生馬を追う』読了

          取材/訪問乗馬クラブ 一覧

          アイリッシュアラン乗馬学校(静岡県御殿場市)/朝霧乗馬牧場(静岡県富士宮市)/アシェンダ乗馬学校(神奈川県)/アバロンヒルサイドファーム(神奈川県)/厚木グリーンファーム(神奈川県厚木市)/ATSUGIライディングファーム(神奈川県厚木市)/ヴィルタスライデイングクラブ(神奈川県)/馬cafeマリヤ(東京都)/エフォートステーブル(茨城県)/エバーグリーンホースガーデン(千葉県)/大井競馬場(東京都)/岡本ライディングクラブJAPAN(静岡県御殿場市)/オリンピッククラブ宝馬

          取材/訪問乗馬クラブ 一覧

          『犬と猫の気持ちがわかる本』読了

          『ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本』畑正憲著 読了 2012年発行 KKベストセラーズ ・現代生活において何よりも不幸なのは、自然から隔離されて子どもたちが暮らしていること。 ・命は大きな交響楽のなかに存在する。たがいに共鳴しあって、喜怒哀楽を経験し、人としての豊かさ、おたがいに生きていく豊かさ、つながりの大切さが育まれていく。 ・ペットを育てるということは、子どもを育てることと一緒。 ・やさしさ、やわらかさ、豊かさ、笑い、そのなかにこそしつけがあるということを忘

          『犬と猫の気持ちがわかる本』読了