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実体験 怖い?話①

高校2年生の時の話!


実家は一軒家

玄関を入ると、

ねーちゃんの部屋

隣にたいようの部屋がある。


高校生くらいになると

夜、親が寝た頃に友達を呼んだり

外に抜け出したりと自由度が高かった。


ねーちゃんはたいようの2個上の歳で

たいようの友達とも仲が良く、

ねーちゃんの部屋にたいようと友達も

集まって、みんなで遊ぶ事が多かった。


その日も
ねーちゃんとたいよう、友達のけっち
の3人で談笑していた。



たいようはその当時、
家から10分くらい歩いたスーパーでバイトをしていて、そのバイトの話になった。


たいよう)
     最近、バイト終わって、店出たらさ
     店の前にある街灯が俺が通る時だけ、
     電気が消えるさ!

けっち)
    絶対たまたまでしょ!

たいよう)
     これまじだから!
     しかも、消えてる時に通ったら
     電気がつくのさ!!ほぼ毎回!

ねーちゃん)
      それちょっと気になるね!
      今から見に行くかー!

この流れでそのスーパーの街灯を3人で
見にいくことになった



ねーちゃんは当時霊感があって、
よく怖い話をしてくれていた。


たいようとけっちは霊感が無く
ほんとうにビビりだけど、強がっていくことにした。



家の周りに10軒くらいの家がある。
一番端の家の横にスーパーまでの近道で
小さめの丘があって、そこをくだると
目の前に国道がある。


その国道沿いを歩いて行くと、
もうバイト先のスーパーが見える。

国道を一つ曲がるとスーパー沿いの道になり

そのままスーパーの前まで歩いた

その途端にねーちゃんが



あっ、やばいかも




たいようとけっちはびっくりしすぎて
逃げようとした

あんたら走るんじゃないよ!


すぐにねーちゃんに言われてそのまま
ペースを保った


このまま店通りすぎるよ!
あっちみないようにして!



道を挟んで逆側の歩道の事を言っていた



(バチっ)


気づいたら例の街灯まで来てて
電気が消えた

たいようとけっちはビビリながらも
走るのを我慢して、
そのまま歩き続ける
ねーちゃんについていった。

ねーちゃんは何も言わなかった。

たいようとけっちも喋らないようにした。


スーパーを少し通り過ぎて
コンビニの前まできた。


ようやく喋れる雰囲気で


ホラ!言ったべ!!
ほんとに電気きえたしょ!!


これまじだったんだ!!

これやばい!!

けっちに証明し終えて、ようやく


ねーちゃんにさっきなにやばかったの?
とけっちときいた



さっき見ないでって言った場所、
消えた街灯の逆側で女の人がずっと
歩くうちらを目で追っかけてた

あきらかにこっちが反応するとやばいと
おもった!


走りださなかったねーちゃんがすげーっ!
って感心してた。

でも、道戻らないと帰れない。


明るくなるの待つ?
ていう話になったけど


いやっ、もうこれすぐ帰ろ!!


3人で話し合って、またすぐ道を戻ることにした



すぐ目の前のスーパーを通り過ぎて
街灯の横を通り過ぎた。
今度は街灯が変わる事は無かったけど
逆側の街灯を見ないようにした。


国道まできて
ねーちゃんが

もう大丈夫かも

とようやく言ってくれて

たいようとけっちは安心した

少し歩いて


けっちが先に、丘を走ってのぼった



たいようものぼろうとした



うわぁぁああ!!!



けっちが悲鳴をあげて丘をくだってきた


けっちどうした!??


車の中に女の人が動いてる!!



えっ!?


のぼった家の前にある車!!


けっちが慌てていた


これはもう見に行くしかない! 

すぐねーちゃんと2人で丘をのぼり

家の前の車を見た


白い服を着た女の人が



フェラしてた


ご近所のおねーさんだ



けっちの悲鳴も


3人に見られているのにも気づかずに


一心不乱に上下させてた


されてる男も気づいてなかった


3人で家に戻り


朝まで爆笑した。

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