ローストビーフにドイツパン保険をかける！

　「僕の料理note」15品目

＜イラストレシピ/もりおゆう© ＞

さて、昨日は「ローストビーフなんて怖くない」をお届けしました。
本日はその続きです。

もし、ローストビーフを失敗したらどうする…？
という所からでしたね。

皆さんがローストビーフを敬遠する理由は…
「もし、失敗したら…取り返しがつかない！」ですよね。
ローストビーフは肉の中の状態がどうなっているのか全く見えない状態で調理するので、切って見なければ成功なのか失敗なのかが全く判りません。ここが、敬遠される最大の理由です。高い牛肉の固まり肉を買って来て失敗しては確かに目も当てられません(⌒-⌒; )💦

だから、保険をかけておけばいいのです。

失敗の大半は火が通り過ぎて、切ってみたらほんのり赤い部分が殆ど、或は全く無くなってしまっていることです。

😋そんな時はサンドイッチにしてごまかしてしまいましょう！

失敗をあらかじめ見込んで以下のようにします。

*point1
ちょっと高いですが、ドイツパン（黒パン）を買っておく。
どうせ、ローストビーフなんて贅沢な料理を作るのですから、パンにビビっちゃいけません！
パン屋さんで5ミリくらいにカットしてもらって来て下さい。
「いや、そんなに薄くは切れません」等と言われますが、「まぁ、7ミリ位でもいいので出来るだけ薄くお願いします」と頼んじゃいましょう。
😋大抵はやってくれます。
この薄く切ったドイツパンを使うのがこのサンドイッチの肝です。
ドイツパンの歯触りと酸味がローストビーフの味を引き立てます。
（パンの耳は最後にカットした方がベター）

*point2
レタスでも構いませんが、ベビーリーフでも美味しいですよ。

*point3-普通の食パンを使う時
サンドイッチ用に薄くスライスしてもらって下さい。
マヨネーズを塗り、キャベツの千切りとローストビーフ、さらに生姜醤油をお肉に振るとジャンキーに美味しいですよ。キャベツの千切りはスライサーを使えば簡単ですが、ない場合はキャベツを切るというより、薄く少しずつこそぐ感じでやって下さい。そうすれば、ある程度は出来ます。（これはお店の厨房で新人がよく取り組むトレーニングです）
生姜醤油はお好みですが、ドバドバかけては良くありません。
お肉に振る時に気をつけて下さいね。

*point4
出来れば、ドイツパンを使ってみて下さい。
見た目がプロ風になりますから、失敗のリカバリーにも最適です😋。

*point5
もし、ローストビーフが上手く出来たら、その場合もぜひ食事の途中にテーブルでこの黒パンサンドイッチをお試し下さい。成功したローストビーフで作ったら、もう目茶美味いですよ。
ワインやビールにもピッタリですから、ぜひお試し下さい！
黒パンは絶対無駄にはなりません。

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