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雪降り積む夜/太郎を眠らせ…
「僕の昭和スケッチ」59枚目
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今日は僕の絵と共に三好達治の詩「雪」を紹介します。
太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ
次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ
三好達治は、昭和を代表する詩人の一人です。
たった二行の詩ですが、簡潔で無駄がなく、美しい一篇です。
僕は19歳の頃に東京のアパートの一室でこの詩を読みました。
大抵の若い人がそうであるように、僕も自分が何者なのかも、又何になりたいのかも判らずにいた…そんなころに読んだ一篇です。
*三好達治/昭和の詩人
処女詩集「測量船」(1930年/第一書房刊)より引用
ボードレールの散文詩集『巴里の憂鬱』の翻訳でも有名.
この「雪」は小学校5年生の国語の教科書にも掲載の記録があります(年度は不明).懐かしい方もいらっしゃるのでは.
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