浪人=?
受験の結末を迎え、息子が残念ながら浪人生となった。
私自身、昔のことになるが、当時のセンター試験に失敗。国立の受験は捨てて、自宅から通学可能な私立の薬学部に進学した。
理由は一つ。
浪人という選択肢を意地でも避けたかったから。
実は今の歳になっても、浪人というどこにも属さない立場は理解できていない。
口を揃えて浪人経験者は、「人生のたった一年?を寄り道しても、先の人生に大きな影響がない。」という。
本当にそうだろうか?
今の私、40代の一年と10代の一年は違うだろ‼️
と思うからだ。
もし、語学留学ややりたいことのために一年を犠牲にするなら分かる。
極端に言えば、受験のためにしか使わない知識を習得するために、10代という貴重な時間を使ってしまうのはもったいない。
その価値感を未だに引きずっているのだ。
とはいえ、息子は大学合格が当面の人生のゴールになっている。
目標は高く、東大合格。
将来が未だに見えていないから、東大に行きたいようだ。
それもアリなのだろう。
あと一年。予備校での受験勉強が始まる。
浪人生という社会的に不透明なポジション。
フリーター?ニート?
それにも属さない、親のすねをかじるしかない立場に皆何を感じるのだろうか?
勉強に関してしてやれることはない。
想定外の一年の出費を補填するための資金を作ること。それが私の役目なのだろう。
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