起業の最難関は資金調達!? ~あの頃こうしておけば~┃起業家ものがたり②
独立を決心し、事業まで決定した久野さん。
後にも先にも最も苦労したのが、資金調達だったみたいです。
銀行に門前払いを受けながらも、公庫や商工会に相談しながら資金調達を進めました。
得意だった営業でも、最初は苦労があったんだとか。
こんにちは! まいぷれ本部の佐藤です。
今回は、前回に引き続き独立開業に挑戦した久野さんのストーリーです。
↓前回の記事を見ていない方はコチラから
事業を決定し、実際に準備を進めた久野さん。
そこにはどんな困難が待ち受けていたのでしょうか?
1、資金準備は余念なくしておくべき!
創業にはそれなりにお金がかかるので、自己資金のみでは始められない。
そこで、まずは銀行に相談しに行った久野さん。
簡単な相談のつもりでしたが、なんとその場で具体的な面談が始まってしまったそうです!
何も準備をしていなかったため、質問に対してはっきりと回答できず。
銀行の担当者からは「そんな考えじゃ会社を立ち上げても失敗する。あなた社長になるんでしょ?」とまで言われてしまいました。
これによって完全にスイッチが入った久野さん。
担当者に言われた言葉によって悔しい気持ちもありながら、自分自身の「本当に社長になるんだ」という気付きにも繋がったみたいです。
「失敗する」とまで言われたら、燃えますよね🔥
完全にスイッチON状態に入った久野さんは、それまで以上に熱意をもって資金調達に取り組みました。
まいぷれ本部から日本政策金融公庫の紹介を受けたり、商工会議所に相談をしに行ったり。
融資審査で用いる創業計画書には事業内容などはもちろん、自分自身の事業にかける想いもびっしり書きました。
審査の面談についても、しっかりと準備を行って臨んだと聞きました。
結果、久野さんは想定以上の資金調達に成功しました!
日本政策金融公庫の担当者からは「厳しいかもしれない」と言われていましたが、審査が通り融資が下りたのは、「自分の熱量も担当者が感じ取ってくれたからかもしれない」と久野さんは仰っていました。
「いまあの頃に戻れたら、ちゃんとお金を貯めておく。
そして、お金がある人も場合によっては借りた方が良い!」
会社を退職後、ふらふらしながら事業を探していた久野さん。
そして、急にまいぷれ事業に決めたため、自己資金が十分になかったことを今では反省しているみたいです。
そして、銀行はお金がある人には貸してくれるが、無くて苦しい時には貸してくれないことを痛感したと聞きました。
当たり前のような気もしますが、一番お金を借りたいときに借りられないのはとても苦しいですよね。
今、独立を考えている方も、その時のためにしっかりとお金は貯めておくべきですね!
2、周りも信じながら事業を進めるべき!
最難関であった資金調達を乗り越え、ついにまいぷれ事業へ加盟した久野さん。最初に、まいぷれ本部による研修が開始しました。
しかし、前職の経験もあり、営業には自信を持っていた久野さん。
なんと、現場での営業研修を断ってしまいました!
自分なりのやり方で、とにかく営業をかけまくります。
しかし、300店舗近くも回って、契約は全く取れず……。
これはまずいと言うことで、再びまいぷれ本部に研修を依頼。
前職の営業との違いを徹底的に分析し、自分の営業のやり方をどんどん変えていくことに。
すると、徐々に契約も取れるようになっていたそうです。
前職で「他人のせいにしない」ことや「物事を客観的に分析する力」を培った久野さんだからこそ、昔のやり方に固執せず、目の前の仕事の成功に繋げられたんですね!
この経験を踏まえて、独立を考えている方へのアドバイスを久野さんに聞きました。
すると、笑いながら「本部の言うことを1回信じろ! 契約しているんだから1回信じろ!」と語ってくださいました。
もちろん全てを鵜呑みにするのではなく、自分の主張をすることも大事だと言っていましたが、過信が落とし穴になることもあるかもしれませんね(*_*)
記者コメント
久野さんが「一番苦労した!」と語られた資金調達。
私も、独立を検討されている方とお話しする中で、資金面のご相談はよくいただきます。
将来的に独立を考えていらっしゃる方は、是非今の内から貯金をしておくことをお勧めします!
お金があれば事業選びの幅も広がりますし、2年後、3年後にも活きてくるはずです。
後は、久野さんが本部や金融機関を頼ったように、周りに相談相手を作っておくことも大事ですね!
次回は、久野さんの実際のお仕事の中身に迫っていきます!
地域活性化を謳うのであれば、自治体を絡めることも考えていた久野さん。
実際には自治体と絡んでどのようなことを行っているのでしょうか?
次回更新をお楽しみに!
まいぷれ運営パートナーにご興味のある方へ
お問合せはこちらからお願いいたします
Youtubeでも情報発信をしています