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Philippines Government

帰国後、
”自分が今回フィリピンで見て、聞いて、経験した現実”
を元に、今後のフィリピンの政府と経済発展について考察

今日9/30で、2023年9月も終わる….私にとって、この9月は、大学に入学して一番大きな経験をした30日間だった。価値観や考え方がものすごく変わったし、自分の視野も広がった。1人で、教科書では学べない衝撃の連続、想像以上の環境に慣れず辛い期間もあった。どんなにしんどい時期も、もうだめだと思っても、乗り超えられたのは、私の周りに素敵な人たちがいてくれたからだと思う。
それは、今回フィリピンに行った事をきっかけに気づいたわけではなくて大学入学後によく感じていた事で、自分はいつも出会う人皆に恵まれていると常に思っているからこそ、どんなに余裕の無い時でも周りへの感謝だけは忘れないでいたいと思ってきた想いがより一層強くなったなと。

フィリピンのGDP成長率が、2023年だけでも1/4半期ごとに、前年同期比で目まぐるしく成長しているのは、他の記事でも書いているようにビジネス面での発展が多いのではないかと思う。セブ市のITパークはBPO産業をメインに栄えていて、それはフィリピン人が英語を話せること(アメリカ英語やイギリス英語のように独特のイントネーションが無く聞き取りやすかった(実体験))・人件費が安い事・人口が1億人以上いて若者の数が圧倒的に多いことが理由だと思う。そしてフィリピン人は国民性が素晴らしく、働き屋さんでとても親切です。

しかし、GDP成長率は2023年第1四半期(1~3月)の6.4%から低下して、同年第2半期を迎えた今、NEDAによると経済成長が抑制された原因について、①商品価格の高騰②金利政策の引き上げ、政府支出の減少や世界経済の成長の鈍化があげられるそう。

①商品化価格の高騰について
確かに商品価格は高いなと思った。理由が、日本の初任給(大卒)を22万円/月としたときに、フィリピン人の初任給は約2-4(今回は理解を容易にするために間をとって3とする)万円/月。
日本の約1/7くらいの物価は日本の約1/2~3/4。
これでは生活が成り立ちますか?

物価が凄く安いイメージのフィリピンは、もうずっと前の話になります。
今のフィリピンは、収入の上昇はゆるやかなものの、物価は急上昇する社会状況になっているのです。
民間最終消費支出(家計)は少しずつ増えてはいるものの

政府最終消費支出が7.1%減。政府最終消費支出とは政府による公務員への給料などの支払いなどのこと。

フィリピンの物価は、数十年前に比べて着実に上がってきている。それはITパークのように海外企業が進出したり、これまで多くのフィリピン人が努力されて経済がどんどん発展してきたからだと思う。その反面、noteのBusinessの記事に書いたように、コールセンター等で昼夜逆転して働く人や、雇用環境が良いとは言えない場所で労働されている人もたくさんいる。

https://note.com/mypeace/n/n5ece2ba45048


「世の中は誰かの無理があって成り立っている」

上の記事でも書いたように、「世の中は誰かの無理があって成り立っている」という言葉がそのまま、感じられた。

私はフィリピンが好き。同じ地球、同じ東アジアにいる者同士だから、国や文化が違っても、何かの役に立ちたい。そのために自分には何ができるか改めて考えた結果、やっぱりSDGsだなと思った。

https://japansdgs.net/

フィリピンへ行って、SDGs課題が多くみられたがそれは日本も同じで、むしろ日本の方が解決できていない項目があった。

目標5のジェンダー平等を実現しよう は、その一つだ。
男女の差、LGBTQなど。

日本は完璧じゃないし、世界の国々の中でも完璧な国は一つもないと思う。もちろん私自身もまだまだ不完全だし、私は出来ていない事の方が多いと思う。
お互いに長所短所を認識してよりよい世界に近づけたらいいなと思う。

「Think Globally,Act Locally」
地球規模で考えて、地域で活動することが大切。
私も身近なところから考えて行動していきたいと思う。


最後までご覧いただきありがとうございます。

下記は、セブ市のITパークについて述べたものです。
更なる情報提供にお役立ちできるかと存じますので、良かったら目を通してみてください。

https://note.com/mypeace/n/n5ece2ba45048



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