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アフターコロナの未来へ願う事。

ここ最近、転職での生活の変化しか書く事が無い。

今まで何を書いていたのだろうと思い、過去の記事を読み返すと、飲んだ帰り道に思い耽った事、楽しげに遊ぶ子ども達を見て、幼少期の自分に思いを馳せたりしていたが、コロナウィルスによる生活様式の変化で日々の生活がマンネリ化し、書く内容が一辺倒になっている事に気がついた。

それまで家に積み上げていたコンテンツの数々をどんどん消化していく生活を誰よりも楽しんでいるつもりだが、空気が湿り気を帯び、蒸し暑さを連れてくると夏を感じ、イベント事が恋しくなってくる。

人ゴミは嫌いだが、遠目で良いから花火が見たい。蒸し暑さは苦手だが、子ども達の歓声と祭囃子を肴にクーラーの効いた自室でビールをちびちびと味わいたい。海やプールまで行くのは邪魔くさいが、街中で肩や膝を出したお姉様方は眺めたい。

このままワクチンが行き渡ったとしても、元通りの生活は絶対に戻らないだろう。元通りではなく、マスクや消毒意識の名残りのある、新しい価値観を帯びたアフターコロナの新時代となっているハズだ。その新時代に、夏祭りや花火大会、海水浴やプールが座る席は用意されるのだろうか。マスクなしで過ごしていても白い目を向けられないのだろうか。

従来の文化が消えゆく事を“時代”と言われればそれまでなのだが、僕らの世代が感じた楽しみ、味わいをこれから産まれくる子ども達とも分かち合いたいのだ。

清潔である事、病気をうつさない事、安全である事、死なない事はもちろん大事だが、それら以上に、生きる事、楽しむ事を人類が忘れていない事を願っている。そこさえ忘れないでいれば、消えず残り続けて欲しいものに関しては残り続けると思うのだ。

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