楽しいと楽は違う。楽しさというのは、ワクワクする手間でできている
電車に乗ったときに誰かのスマホの画面が不意に視界に入ってしまうことがあるのだけど、最近はTikTok率がものすごく高い。ショートムービーがあちこちで、ハイスピードで上映されている。
数年前に女子高生がダンスするためのアプリだと言われたTikTokは、もはや老若男女が愛用するツールとなったらしい。
そういえば最近、弟から今TikTokをダウンロードしたらランチ代くらいのPayPayが貰えるよ!とラインが届いたんだっけ。
ツイッター(X)を覗いたら、AIが創作したアートや歌やら何かが流れてくる。
アーティストは光るセンスがある人で絶え間ない試行錯誤を繰り返してきた選ばれし者というイメージがあったけど、今や誰もが「それっぽいもの」を秒で創れてしまう時代のようだ。
あと、チャットGPTに尋ねればほぼなんでも教えてくれる。
最近会ったIT企業に勤めている友人は
「明日何しようかなー!そうだ。チャットGPTに聞いてみるか。鎌倉で1日過ごす場合どんなプランがおすすめですか?典型的な観光以外のものをお願いします….っと!」
って呟きながらプチ旅ツアーをテンポよく練ってもらっていた。チャットGPTは今やプチ旅の計画すらも立ててくれるらしい。
オンラインで注文ボタンを押すと何でも届くし、スマホをちょっとスクロールしただけで最新のニュースをカバーできる。
友達とSNSで繋がってさえいればその人の存在は比較的身近。
音楽ストリーミングがあればどんな曲でも一瞬で流すことができる。
もうひとつ挙げるとするならば
最近、最寄りのイトーヨーカ堂にはセルフレジの面積が増えた。
そんな勢いのとまらぬデジタル化の真っ只中で
私は敢えて「アナログ化」をしてみようかと思い始めている。
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