見出し画像

昔できたことは、今日できないこと

セブンティーンという雑誌は、高校生の頃の私のバイブルでした。

毎月付録を楽しみにしていて、ヘアアレンジ特集があれば朝少し早起きして鏡の前で髪を結い、白黒ページにある高校生事情の特集をじっくり読むのが好きでした。

でも、それを20代半ばの今読んでも、あの頃の共感はないと思います。

最近、図書館に行くのがあんなにも大好きだった母は、活字離れをしてNetflixに夢中になっています。本の文字が小さくて読みにくくなってきたそうです。

私は紙の本が大好きで、いつもブックカフェで心ゆくまで読んでは、そこにある言葉にどうしようもなく心揺さぶられ、少しずつ日常の景色を変えてきました。


でもそれは、今だからできること。


小さな文字が読めて、未熟で何者でもない今だからこそ、本を開くことによって、響く言葉にたくさん出会える。


長距離バスや飛行機をたくさん乗り継いだ先に待っている壮大な景色も、体力があって、強い足腰があるからこそ見に行ける。

失敗しても失うものが何もないからこそ、大胆に新しいことができる。


今日できることは、明日できるとは限らない

今日響くものは、明日響くとは限らない


今日できることは、今日のうちに

今日見えること、聞けることは今日のうちに

今日会える人とは、今日のうちに

今日ある感動は、今日のうちに

その時できることを、その時にちゃんとできる人になろうと思いました。


✳︎



本当にありがたいし、嬉しいし、書き続ける糧になります♡いただいたサポートには1つずつお返事し、大事に使わせていただきます☺︎