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2分で読める子育てエッセイ№574『スウェーデントーチで竹ご飯を作って・・・』

先日、家族と両親、弟と1泊のキャンプに出かけた。

その時、思いもよらぬ道具を目にする。
以前テレビで見たスウェーデントーチ。

あ!これ!! 一度使ってみたかったヤツ。

今回のキャンプの楽しみが一気にグレードアップした。

スウェーデントーチとは、ざっくりいうと丸太に切り込みを入れてある焚き火台のこと。そのほかの細かいことは・・・知らんけど。

と言った時点で受け売りがバレる。

丸太の切り込み部分に松ぼっくりや小枝をさして火をつける。
見た目も可愛い松ぼっくりは散歩していればすぐに見つかるし、乾いていれば油を含んでいるので火がつきやすい(受け売り、その2。)ふーん。

これに火をつけようと恒例の火打ち石を使い、火おこしに必死なワタクシ。

その横で
「お母さん、まだやってるの? もう私が火をつけたよ~」
と涼しい顔で小5の娘が成功。その時間わずか5分。
その火種でスウェーデントーチにはすでに火がついていた。

うそーん! そんな簡単に? 

もしこの火打石が毎日必要だったらワタクシ間違いなく家事ができない人。
「ちょっと待っててくれる? まだ、まだ火がつかなくって・・・」
食事作りも出来ず、お風呂も沸かせず大変なことに。

マッチ、ライター! 発明した人サンキュで~す!

娘のおかげで、火の心配はなし。
今回は竹で作った器で「竹ご飯」を作る。

竹ご飯は、竹で作った器に1:1のお米とお水、塩を少々入れて火にかける。 
弟が作った竹の器。取っ手がついているのが可愛い。



初めて作って・・・
もらった竹ご飯の出来上がり!

お米がほのかに竹の香り。味はちょっぴりタケノコ味。
少々入れた塩がまたいい感じ。

さらに竹の下の部分に出来たオコゲが香ばしく、争奪戦が始まる。
急げ~!

人が作ってくれるごはんはおいしい! キャンプ飯 最高~!


次の日、スウェーデントーチの燃え残りを持って帰ると母が言い出した。

何するの?

「焼けたところがいい感じの空間になっているでしょう? これを苔と花の寄せ植えの器にするんだ~」

焚き火台がお花の器になるの?

大自然は不思議がいっぱいで知らないことばかり。
そしてうちの母も謎発言が多く不思議なことばかり。

一体どんなものになるのか想像がつかず、頭の上に?マークを飛ばす家族。その謎をお土産に帰路についた。

2022・11・11 15:44写真追加

思ったより土が入らなかったと残念がる母。
星形の茶色のところはココナッツの繊維、土が流れ出ないように・・・


黒いところが燃えたところ
これを見るとキャンプしたな~と思いだす・・・
小さな苗が、ワッサーと育つ予定・・・












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