2分で読める子育てエッセイ№264 『知った気になっていたのは、こちらでした・・・』
小1の息子の夏休みの宿題に 絵や工作があった。
でも、ワタクシうっかり小学生時代から使っている
『自由研究だって~』
と言ってしまった。その研究という言葉に引っ掛かった息子が、神妙な顔してこう答えた。
『だったら、「時計の針はどっち方向に回るか」を研究する』
ワタクシ一瞬固まってしまった。
『もう答えは出てる じゃーん』
日頃
『頭が固くなってくるから、子供の発想の柔軟性を見習わなければ』
と言っているクセにこんな事でひるんでしまうワタクシ。
でも、よく考えたら、幼稚園時代 時計付きの絵本で、遊んだものの
一度たりとハッキリと
『こっちに回る』
と言い切った覚えがない・・・。ヤバい手遅れか?
どうしたものかと、だんなに相談したら、
『え?面白い所に目を付けたね~。これ、結構時間かかるよ~』
と、乗り気。
ズルして、ネットで調べると、百万を超える何かしらの説明が・・・。
『そういえば、時計回りって、なんでこっち方向なんだろうね?』
この研究、アリだった。
ここで、だんなのどこで使うか分からないムダ知識が爆発した。
『散髪屋さんの時計、逆回りの時計を使っている所もあるんだよ~。
え~知らないの?鏡越しにみると、楽でしょ?』
うそ~ん。知らんかった。
息子が、本当にやるかどうか分からないけれど、息子の宿題の手伝い、
ものすごく楽しみになった。
大人が手伝った感満載の宿題にならないよう、気を付ける! うけけ。
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