2分で読める子育てエッセイ№382 『味見はお早めに・・・』
うちの子供達はアイスクリームが大好き。
先日、珍しいアイスを食べている小1の息子に、小4の娘が声を掛けた。
「私にも少し残して置いてね。味見した~い」
『分かった~』
と言いながらも、めちゃくちゃおいしそうに食べ続けている息子。
しばらくして、お姉ちゃんにアイスのカップを渡した。
「はい。これどうぞ。残しておいたからね」
そう言っている息子の表情から何かを読み取ったのか、お姉ちゃんは息子に、アイスのカップを返した。
「いいよいいよ。全~部食べて!」
息子の顔がパッと明るくなり、ささっと全部食べて、ゲームに戻った。
「何て優しいの・・・イチ(息子)に譲ってあげたの?」
親バカ全開で娘を褒めたら、娘がクールにこう言った。
「気持ちは嬉しいけど・・・ちょろーんと残った、溶けたアイスだったから!」
と、もっと美味しそうなアイスを冷凍庫から出して食べ始めた。
「そういうことかーい!」
息子も偉い。お姉ちゃんの為に約束通り、残してあげたからね。
お姉ちゃんも偉い。アイス溶けてるじゃーんって文句言わなかったからね。
それに引き換え、大昔、ワタクシ達 姉弟で好物を取られないようにした攻防のあれやこれや・・・。
忘れたふりして全部食べたり、半分こって言いながら、ガッツリ多めに食べたり・・・
恥ずかしくて、子供達に言えない。とほほ。
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ