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2分で読める子育てエッセイ№834『51点』

ワタクシ、本当に片づけが下手で、この春小学生を卒業したはずの娘の小1のテストがまだ押し入れに残っているという怪奇現象。押し入れには学年別にした箱と紙袋に押し込まれている。けれどもスペースに限界をむかえさすがに捨てる気になった。

春休みに入ったある日、子供たちのテストやプリントを片付けていたら、その当時、目につかなかったものを発見。それは娘が3年生のときのもの。

テストの点が51点だったので、ワタクシ不思議に思った。
「あれ? 珍しい。半分しか分からなかったのかな」
でもぱっと見、×がついているような個所はなく、ますます不思議に。

よくよく確認したところこのテストの満点は50点とシッカリ書かれているにも関わらず、「50点+1点=51点」と先生の字でわざわざ書かれていた。

ひょーっ!
50点満点のテストがなぜか51点。どういうこと?

するとテストの一番下のところの「考えてみよう」的な設問に気がついた。そしてここには大きく〇がついていた。
「もしかして・・・これが加点? こんなんアリ?」
ワタクシ、満点を超える点が世の中に存在することを知った。

ダンナが3年連続で引いた「大凶のおみくじ」よりも珍しい。
飾っておこうかな。
・・・親バカに加点1点。

さすがのワタクシも、大凶のおみくじを押し入れにしまい込む勇気はなく、縦3つに破って結んで帰ったのでお見せできず・・・残念。







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