2分で読める子育てエッセイ№649『ついにその時が来た』
小3の息子が、最近テレビに向かって大声だしがち。
「テレビのリモコンが反応せーん!」
ですよね~。
ついに、ついに、その時が来た、と思った。
※
遡ること、数年前。
まだまだ、よだれがたっぷりと出るバブバブの時期。
よだれかけを1日何度も変えていたのが印象的。
息子はなんでも口に入れるので目を離すと、しょっちゅう携帯、リモコンは水没ならぬ、よだれ没させられていた。
「まただ~!」
そこで対策していた、古いリモコンや、お古の携帯。
「は~い、リモコンだよ~」
と息子に渡す。
ところが、親が安心して渡すものは、すぐに反応しなくなる。
「あれ? 父、母が全然、慌てるそぶりを見せない」
それが面白くないのか全く興味をしめさず。ダミーをスルーし、狙われる、大事な本物。
そのうえ、こぼす液体の三拍子。
お茶、ジュース、味噌汁。
ありとあらゆるものが、なぜかリモコンに降り注ぐ。
「リモコンがべっちゃべちゃ。もうリモコンがダメになるかも・・・」
とダンナがしょっちゅう嘆いていた。
※
そして今。
「リモコンが反応せーん!」
と、文句を言う息子。
ついに、ついにその時が来た、と思った。
「ですよね~。犯人は、あんただ!」
時を経て、今日、コンコンと説明したった。
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