2分で読める子育てエッセイ№688『1個少ないじゃーん!』
毎朝、小3の息子の着替えを見ながらモヤっとする。
強く言いすぎても、お互い機嫌が悪くなるだけなので
「時間ないよ。早く着替えて!」
というセリフをできる限り励ます言葉に大変換。
でも、レパートリーが尽きるほど何回も何回も声掛けするハメになるのもなかなかの苦行。
そして今日も、ついに時間切れとなり、着替えを手伝ってしまった。
「引きずるほどのドレスを着ているわけではないのに、そ~んなに時間かかる?」
なんかいい方法はないかな。
※
ある日、洗濯が間に合わず、ふだん使わないポロシャツをひっぱり出してきた。
それは、買ってきたとき
「こんなの嫌だ」
と息子が言って着なかったもの。いつものメーカーと違うので、肌触りが悪いとか、ちょっとダブッとしているのが気に入らなかったのかな。
ところが今回、息子の反応が全然違った。
「あ~! それメッチャ気持ちいいサラサラ系の服~」
真っ白なポロシャツをウキウキしながら着始めた。
そのとき、ワタクシあることに気がついた。
新しいからでも、真っ白でも、サラサラの生地だけではない、他のあること。
このポロシャツ、ボタンが2個しかなーい!
いつもよりボタンが1個少ないじゃーん!
ワタクシ目からうろこだった。
めんどくさがりの息子のボタンが1つ減るということは、時間の短縮ができる。さらに、声掛けが最低1回削れるということ。
これで3個目キチンと留めなさいって言わなくて済む!
ひゃっほーい!
朝の時間は超貴重。
こんなところで、まさかの時間短縮。
なんで他のポロシャツにボタンが3個もついているのか・・・。
今となってはメッチャ不思議。
今後、ポロシャツのボタンは2個でいいので、もう100円安くしてくれないかな。
だめ?
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