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2分で読める子育てエッセイ№620『備忘録の追加』

noteを初めて3回目の豆まきがやって来た。
去年、おととしの教訓を生かし、1月中旬から豆を買いそろえ、恵方巻の具を準備して当日を迎えた。

やるじゃん・・・ワタクシ。
もはや、備忘録の追加など要らないと思っていた。
 
でも、また鬼の面を探す羽目に。幼稚園で作ったお面がかわいいと、毎日目にするような場所においていたような気がしていたのに、今日はどこかに出かけてしまったらしい。
 
 
「ねえねえ、お母さん、豆を入れる器どれにしよう」
どうやら、子供達はそれどころでは、ないらしい。
 
今年はお面なしで、豆まきとなった。

ホッ。

わが家では、鬼も豆を投げ返すのがルール。逆襲出来る鬼の役は大人気。全員で順番にやることになった。

お互いぶつけあって、その豆を拾って再利用。豆を撒いては、拾いまくるを繰り返す。

記念に撮った写真は、鬼もおらず、みんな床に這いつくばっている。ちょっぴり何をしているのか分からない光景。将来これは、豆まきの写真だと分かるのか心配になった。


散々騒いだ後、こんどは小5の娘が、わが家の小鳥、キンカチョウにもお裾分けすると言い出した。

「豆を細かく砕くね」
と、お手製の荒いきなこを作り、小鳥たちにふるまった。
 
小首をかしげる小鳥。
なにこれ?
ですよね~。
 
ああ、穏やか過ぎる。
今年はnoteの作品にするまでも、ありますまい・・・
と思ったその時、しょうもない事件は起こった。
 
「ねえねえ、お母さん、早く歳の分だけ、豆を食べようよ~」
と、娘が言い出したときだった。
 
よしきた!
今年は食べる用のカラフルな甘い豆を買っておいたのよ~。
皿に1袋、景気よく出したワタクシ、その直後、超焦ることになる。
 
「え? 豆、これだけ?」
 
皿に乗ったのは、ちょろーん。


 
うそーん。
豆は年齢の数だよね? ワタクシ余裕で足りませんけど?

豆の数が全然足らないという、ハプニング。
それは考えたことなかった~。
 
今年の豆の数、メッチャサバをよみ、控え目で終了した。

はい、これ備忘録に追加決定。



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