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2分で読める子育てエッセイ№630『配膳ロボット』

先日、ワタクシと別行動をしたダンナと子供達が3人でファミレスに入ったらしい。

配膳ロボットが料理を運んできた、とダンナが土産話をしてくれた。
「お皿を取ると、スーッと戻っていくタイプだったよ~」
 
 
おおっ。配膳ロボット!
子供達は絶対に喜んだでしょ!

そう思って、ワタクシ、ゲーム中の小2の息子に感想を聞いてみた。すると息子はたった一言こう言った。
 
「情報番組でみたのと同じだった」
 
うそーん。
クール過ぎない?
感想、それだけ~?


どうしても、ワタクシの気が済まないので、小5の娘にも聞いてみた。
すると娘は
 
「店長の名札を付けた猫耳のロボットがこんな風にお届けしてくれたよ」
と再現して笑わせてくれた。
 
だよね~!
 
可愛い可愛いと盛り上がった。
 

 
実はワタクシ、配膳ロボットを初めて見たのは ある別のファミレスに入ったとき。

その配膳ロボットは音もなくやって来てテーブル前でお行儀よく止まった。よく見たらおいしそう料理が乗っている。

「え? もしかして、これを取れってこと?」
 
顔がなくて表情は分からないけれど、お皿を取るまで、ジーっと待ってくれる姿がなんだか可愛い。
 
お皿を取った後ボタンを押すと、静かに戻り始めた。
迷子にもならず、人にもぶつからず、静かーにミッションクリア。

凄くな~い?
 
まさかそんなサービスをしているお店だとはしらず、初めてみる配膳ロボットにウキウキした。

ああ、この感動を誰かにしゃべりたい。
 
でも、大人だけで来た内緒のランチだったので子供達にしゃべるわけにはいかない。

モヤモヤ、モヤモヤ~。

しゃべりたいのに喋れない。
そう思っていたから、子供達と話せて、ものすごーくスッキリした。
 
さらに
「一緒に行かなかったお母さんが、なんで知ってるの?」
と子供達にツッコまれない作戦も大成功。

うけけ。


ところがその後、この作品を読まれて娘にシッカリバレた。

あ・・・。


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