№22【ほぼ３０秒で読めるアルアル話・うちのだんなは多分宇宙人？】『だんなにトイペを任せたら！』

『チェックしないで袋を開けた私も悪いのだけど・・・ガッカリ』
だんなにお使いを頼んだトイレットペーパーをセットしたら穴のサイズが合わなかった。

しかし、本人を前に文句を言おうとすると、なんだかのテレパシーを受信して雲隠れするに決まっている。
トイレットペーパーをセットせず（出来ず）そのまま、ホルダー上にある小物を置きに、これ見よがしに置いておくことにした。

『あれ～穴のサイズが違ったんだね～』
作戦通り、向こうからやって来た。しめしめ、今だ反撃開始！と思った瞬間
『あのサイズに合う棒があったよね～あのホルダーはどちらでも大丈夫なはず』
『え？そうなの？』

文句言わなくてよかった。こっちが悪いみたいに謝らなければならない所だった。

しかし、その棒を処分したことをすぐに思い出した。
『しまった！！』
と思ったが、だんなはすでにテレポート完了していた。

【追加３０秒でさらに・・・】
実家で使ってもらおうと持って行ったところ
『丁度良かった！！これと交換して！』
母が、うちのペーパーホルダーにピッタリサイズのトイレットペーパーを差し出した。
『え？』
こんな偶然・・同じタイミングである？何だか　カミのチカラを感じる・・・
そして、宇宙人は実家にも存在したノカモシレナイ。