見出し画像

行ってきたよ。【優しい映画】『ぼくは写真で世界とつながる』


以前書いたこの記事⬇︎



偶然
通りがかった道で見つけた
チラシのイベントに、
(ドキュメンタリー映画の上映会)

行ってきた。


映画のタイトルは、


『ぼくは写真で世界とつながる』



あんまりにも心に残りすぎる内容で、
パンフレットとCDを買ってしまった。



自閉症の写真家(カメラ)米田祐ニさんがデジタルカメラでの撮影を始めたのは15歳。

朝起きると、テレビ(PC)の前に座ってテレビをつけ、1人で食事とる。
家族と一緒に食事することはほとんどない。

会話が苦手な様子…。



5歳の時に自閉症スペクトラムの診断を受けている
我が子との共通点がたくさん見られ、


彼が共感できるのは、
こっち側の世界なんだろうなぁ、

やっぱり

自閉症(スペクトラム)なんだなぁ。


と感じました…。


と同時に、


我が子に言葉が出ているだけで、人と関わろうとしているだけで、すごい事なんだ、と感じました。



(公立小学校の3年生、特別支援級に通学中の我が子。人との関わりに苦手が多く、本人の葛藤が増えているように見えていた今日この頃でした。)



人よりも、小さな生き物たちと過ごす時間の方が、
自分でいられる感じもあるみたい。



上映会後の監督トークイベントの中で、

映画の監督さんが、一緒に沖縄を旅してみて、"社会が彼を障害しているだけ"だと感じた、とおっしゃっていたのが印象的でした。



年に一度は写真展が開かれているそう。

最初はお母様が準備していた写真展も、
最近では祐ニさんご自身が写真を選ばれたり
ご準備もされるとか。



あぁ、自分が自分でいられる
って

こんなに大切な事なんだ!

と、改めて。



(そこに関しては、自閉症とか関係なく)



深い深いところに、響きました。

言葉で伝わるもの。
言葉では伝わりきらない事。



写真家の祐ニさんは、地域の小学校には行きたくないと断固拒否、養護学校の下駄箱には、自分から靴を入れたというエピソードがあるそうです。


言葉が出ているからと言って、言葉に惑わされ、言葉に頼りすぎることなく、言葉じゃないところで感じるものを大事にしたいなぁと感じました。




凸凹 対策、みたいなことじゃなくて、

もう少し自閉症の世界を知ってみよう。
(子育てのヒントがいっぱいありそう!)
と、シンプルに、そう思いました。



それほど、映画の中で伝えられていた世界は、
とっても優しい、素敵な世界でした。




あなたが、あなたのままで、
いられますように。



すべてのいのちが、
うまれもった凸凹キラキラそのままに

お互いに心地よくいられる


そんなのがフツウ*
そんなのが、いいなぁ。



そう、願える今
に。

今日も

ありがとう。

読んでくれてありがとう。 出会ってくれて、ありがとう。 通りがかってくれて、ありがとう。