マガジンのカバー画像

エッセイ

14
運営しているクリエイター

#コラム

頭の中

こんばんは。今日も寒いですね。今日も特に何もせずに終わっていきそうです。毎日の変化に鈍感なのである程度日数が経ってから始めて「結構変わったんだな」って思うんだと思います。私の中で変わらないものと言えばきっと身長くらい。
HSPという言葉を自身に当て嵌めるべきかどうかは分からないけど、私は兎に角「明るさ、煩さ、人の気配・声……」そんなものにとても悩まされる。特に最近は音が辛い。ヘッドホンをしてるのは

もっとみる

大人の迷子

何かの目標に向かって歩いている時、ふとした瞬間に「あれ、なんで私は歩いているんだっけ?」と分からなくなってしまうことがある。私はある。と言うか絶賛迷子中である。
こんなんで良いのかな?大丈夫なのかな?本当に私なんかに達成できるのか?とかいろんな不安に苛まれると途端に全て諦めて逃げ出してしまいそうになる時がある。
迷子中なんて書いたけど、別に道が分からない訳じゃなくて、あれ?この道をこれからも進んで

もっとみる

先に進まねば

学生時代の思い出。時は嘘のような速さで過ぎ去って、気が付くとそこは止まった時間から遥か先に進んだ場所だった。
自分はもう大人と呼べるような年齢になったものの、実際の意識としては学生時代のまま止まってしまっている気がする。自分が当時思っていた大人は今の自分よりももっと大人な存在だったように思う。今自分が一応の大人になってみて思うことは、なんとも不十分で物足りないという感覚だった。いつかはそこから抜け

もっとみる

幾何かの想像力を以ってして、明確な殺意の下、僕は人を殺した

偶に生きていて「これはちょっと危ないな」と思うことがある。偶にといっても結構ある。
ふと我に返った瞬間まで、越えてはいけないラインの少し手前まで気づいたら立っていることがある。
猟奇的な犯罪者と普通の人との違いは、決定的な違いは、実害を伴う罪を犯したかどうかの「結果」だけであって、普通の人の中にも間違いなく猟奇性は孕んでいる、過程だけ見ればさほど変わりは無いのかも知れない。黒くてどろどろとした塊を

もっとみる

文章を読む能力と書く能力

今日の昼にネット記事を読んでいたら、「若者の論理的に文章を読み解く力が明らかに衰えている、文章を文章そのままに読むことが出来ない若者が増えている」という内容の記事を見かけた。中高生に簡単な論理的文章を読み解かせる問題文を何題か出題し、それをただ正確に読めているかを選択形式で答えさせる、という調査なのだが、中高生どちらも60~70%の正答率だったという。
この記事を読んで文章を読む能力が低いとい

もっとみる

七割で生きる

生きづらさに苛まれたとき、人は弱い自分を責める。もっと強かったら、妥協していなかったらと、ことあるごとに自分を責める。
全力投球で生きること、最近はそれが求められる。
人生全力投球で、甲子園球児の如く。
僕はそんな自分に疲れてしまった。結果がすべてのこの世界で結果を出そうと必死ないま。結果が出せていないと無駄に肩に力が入る。
出来なかった自分を責めない生き方をしてみたい。人生きっと80年くらい嫌で

もっとみる

悪人の命は…

例えば今日誰かが人を殺してしまったとする。例えばと言ったが、きっと今日だって誰かしら、誰かのことを殺してしまっていると思う。だからこれは割と現実性を帯びたものになりうる。そうだとする。

自分は昔からこの思いが強いのだが、「自分は犯罪者に強い興味がある」。無論罪を犯すことに賛成を示している訳ではないし自分が何かしらの罪を犯したわけではないことを自身の名誉のために主張したい。

例えば誰かが複

もっとみる

心と身体と自分のはなし

日常生活の中で自分のことについて話すことってあまり無いんだけど、というよりも自分の話をしたところで話せない内容が多いし、相手にとってもあまり興味の湧かない内容であることが多い。自分の話ばかりしていて、尚且つその話がつまらないと来たら先ず真っ先にこの人は避けようと思われてしまうことは間違い無しな訳で、とにかく自分のことをあまり自分の口からするのは好きではない。だけど、自分の中にあった出来事、気持ちと

もっとみる