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1年間で映画100本を映画館で鑑賞して思うこと Ver.3

株式会社myコンサルティング 代表の坂元です。
1年間で映画100本を映画館で鑑賞した記事の続き(Ver.3)を書きたいと思います。

<前回までの記事>

私の2023年の目標は【映画館で100本鑑賞】することでした。
11月6日に無事達成することができましたので、100本観たうえで浮かんできたテーマについて記載いたします。

今回のテーマ大きくは2つです。


テーマ:IMAXで観るということ(大画面で観るということ)

映画館で鑑賞する際、一口に「スクリーン(上映室)」と言っても実に様々な選択肢がありますね。
基本的には「上映方式+音響システム」の組み合わせとなり、スペシャルな上映方法を採用したスクリーンが増えています。

【代表的な上映方法のスクリーン】
IMAX:2機のプロジェクターで上映し、明るい画面とクッキリした3D効果が特徴的(2Dは2D上映)

TCX:TOHOの大画面スクリーン、他社の大画面企画として「ULTIRA」「BESTIA」などがある

Dolby atmos:天井に複数のスピーカーを設置する音響方式

MX4D:体感型シートで、振動・風・水滴・光などの特殊効果を感じられる

Dolby Cinema:Dolby atmosとDolby Vision(4K・HDR)を組み合わせたもの

SCREEN X:正面・左壁面・右壁面の3面マルチスクリーンで楽しめるもの

こうした様々な上映方式があり、近年では大画面で体感できるものが多くなっています。
映画の中には、こうした「大画面」で体感すべき作品があると思います。

今年観たものでいえば、『RRR』『インディジョーンズと運命のダイヤル』『ミッション:インポッシブル デッドコレ二ングPART ONE』『グランツーリスモ』『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』などが挙げられます。

戦闘シーンやアクションが多様されている作品、リアル感を演出する作品、VFXやSFXやCGが多様される作品などがマッチすると感じています。

特に印象に残っているのは『グランツーリスモ』で、ゲームチャンピオンがプロレーサーを目指す作品ですが、超高速で大迫力のレースアクションが圧巻です。
私はF1を観に行ったことがないのですが、観に行きたくなるほどです。笑

2022年の作品ですが『トップガン マーヴェリック』も、戦闘機アクションが圧巻で、大画面で観たほうが印象にも記憶にも残ると感じています。


テーマ:ジャン=リュック・ゴダール(反逆の映画作家)

私は幼い頃からフランスへの憧れがあり、学生時代にはフランス映画に心酔しました。
その中でも2人の映画作家が、私の人生に大きく影響を与えています。

その映画作家は、ヌーヴェルヴァーグといわれる、1950年代末に始まったフランスにおける映画運動で注目を集めました。

ジャン=リュック・ゴダール
フランソワ・トリュフォー

二人のことを語りつくすには、何本もの記事が書けてしまいますので、今回は「ジャン=リュック・ゴダール」にフォーカスしたいと思います。

個人的に好きな作品は『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』『軽蔑』の3作品ですが、その中で共通していることは「テーマは殺伐としているが、風景やシーンが圧倒的に美しい」ということです。

気狂いピエロのラストシーンは有名ですが、私ははじめて観たときに「人って簡単に死んでしまうんだな」「だからこそ、自分で人生を諦めてはいけない」という死生観を得ました。

ジャン=リュック・ゴダールの作品は多くの作品に影響を与えていると思います。
これはあくまで私の感想ですが『別れる決心』『アナログ』といった作品にも、その影響はあると思います。

どちらにも共通するのは「美しいけど、儚い」など、人間のネガティブな側面を描いているが、風景やシーンが圧倒的に美しいことです。

ジャン=リュック・ゴダールは、昨年その生涯を終えました。
彼にフォーカスしたドキュメンタリーが短館上映されているので、ぜひ観ていただきたいと思います。

人生の最期には、スイスで法的に認められた「安楽死」を選択されており、亡くなった今でも彼を惜しむ声は止みません。

本日の記事は以上となります。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

また続きを書いていきたいと思います。

株式会社myコンサルティング
代表取締役 坂元 康宏

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