1年間で映画100本を映画館で鑑賞して思うこと
こんにちは。株式会社myコンサルティング 代表の坂元と申します。
突然ですが、皆さんは映画を習慣的に観られますか?
現代人は忙しいので、よほどの映画好きでないと習慣的には観ることができないと思います。
NetflixやHuluなど、動画配信サービスでは観るけど映画館には行かないという方も多いのではないでしょうか。
私は元来映画好きで、学生時代は映画クラブに所属し、高校生の時はフランス映画にハマっていました。
しかし、社会人になるとなかなか時間を取れなくなり、年に数本話題作を鑑賞するという感じでした。
現在は会社の代表として、ある程度自分のスケジュールをコントロールできるようになったので、2023年の目標を【映画館で100本映画を観る】ということにしました。(Netflix等動画配信サービスはカウントしません)
映画は刺激的で、様々な追体験をすることができますので、それはビジネスにも有効だという考えもあります。
ちなみに11月6日に100本目を劇場で鑑賞し、無事に目標達成することができました。
残り2カ月を残すところで達成できたので、単純計算で月平均10本を映画館で鑑賞しました。
映画館で100本鑑賞したうえで、いくつかのテーマが浮かんできましたので、それをいくつかの記事で書いてまいりたいと思います。
映画1本1本を批評するのではなく、私が個人的に考えたことをテーマ別で記載していきます。
<映画100本を映画館で鑑賞して思うこと>
テーマ①:マイ俳優オブ・ザ・イヤー2023
テーマ②:台頭するインド映画の魅力
テーマ③:大画面で映画を観るということ(IMAXで観るということ)
テーマ④:ミニシアターの底力
テーマ⑤:スウィフトノミクス(テイラーノミクス)
テーマ⑥:ヌーヴェルヴァーグ(ジャン=リュック・ゴダールへの称賛)
テーマ⑦:社会の闇を描いた作品たち
以上の7つのテーマについて、執筆していきたいと思います。
今回の記事では、旬のネタでもある『⑤スウィフトノミクス』について、記載いたします。
スウィフトノミクス(テイラーノミクス)
アメリカの人気ポップ歌手Taylor Swift (テイラー・スウィフト)さんが5年ぶりになる「エラス・スタジアム・ツアー」を2023年3月17日にアリゾナでスタートさせました。
このツアーチケット(アメリカ国内分)240万枚は、なんと1日で完売したということです。
そのツアーのドキュメンタリー映画が、現在日本でも放映されている「Taylor Swift:The Eras Tour」となります。
約3時間の映画で、その間吹き替えも字幕も一切ありません。
歌とダンス、MC(当然英語)がありのままに表現されています。
映画館の大画面だからこそ感じる臨場感がありますので、ぜひ劇場で観ていただきたい作品です。
この映画は、公開1週間で興行収入1億3,000万ドル(195億円)を突破し、音楽ドキュメンタリー映画史上、もっとも売れた作品になったということです。
先日テレ東BIZでも特集を組まれていたので、ぜひこちらもご覧になってください。
ツアーにおける経済効果は、なんと50億ドル(7,500億円)にもなるといいます。
コロナでダメージを受けた都市の復興にも一役買っているそうです。
今年アメリカ・ハリウッドでは、脚本家組合・俳優組合のストライキ問題があり、業界として暗雲が立ち込めていましたが、この作品の大ヒットがアメリカ映画業界の一筋の光となったようです。
一方でチケット価格高騰の問題も議論されています。
全米ツアーでのチケット前売り受付では、1400万人が殺到してウェブサイトがクラッシュするほどの状況だったそうです。
これによって一般発売は中止となり、プレミアムチケットは転売市場で高騰するようになります。
その最低価格は4万ドル(約600万円)以上で、異常な高額さが話題になりました。
2024年2月には、東京ドームでの講演を控えていますが、チケットは当然完売です。
日本の転売市場を見てみると、安いチケットで1枚6~7万円、高いものは30万円以上のチケットも出品されています。
希少性がモノやサービスの価値を吊り上げますが、その利益は正しく興行元に入っているのでしょうか。
また真にサービスを求めている人に、チケットが届かなくなってしまっているのではないでしょうか。
解決策となる技術進歩や仕組みの整備が待たれます。
今回の記事は以上となります。
その他のテーマについても、随時更新してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社myコンサルティング
代表取締役 坂元 康宏
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