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子どもの時のように「時間」も「自分」も忘れて、何かに没頭、没入する時間が恋しくなる理由

何かに没頭している時、
私たちは
「自分」がなくなります。

スポーツでも、仕事でも、遊びでも、恋愛でも、
そこに没頭している間、
時間も、自分も消えてなくなります。


そんない経験は誰にでもあると思います。

子どものころは、みんな
時間も、自分も忘れて、遊びに没頭していたことが
あると思います。


時間感覚もなければ、
自分という感覚もなく、
「それ」と一体となっている状態、

楽しくて、
心地よくて、時間感覚がなくなります。


なので、

はっ、と我に返った時には、
いつの間にか夕方だった、
いつの間にか朝だった、
なんてこと、あると思います。


大人になると、思考が優位になるため、
こんな子どもの時のような

「時間」も「自分」も忘れて、
没頭できることや没入できる時間が、
懐かしくなって、恋しくなったりするものです。


なぜ恋しくなるのか。

それは、その間は
「自分」が存在せず、
自分が消えるからこそ、

苦しみや怒りや、悲しみや寂しさなどを
感じることがないから、です。


こんな
「自分」という囚われから解放される時間、
私たちは、
あの経験をまたしたいな、と感じるのだと思います。


そして、
その状態を感じたくて

私たちは、
外側に気を紛らわすものを求めて、
苦戦をしていますが


外側に、
自分をその状態にしてくれる何かを
見つけようと思っても
「自分」からの解放は起きません。



瞑想の目的はここにあるのだと思います。

思考が止まり、
自分と時間を忘れている状態をつくる


ヨガも

身体にフォーカスすることで、
思考を止め、
自分を忘れ、時間を忘れる状態をつくります。

そして、
これは日常の中でもできます。

何か没頭できるものがあれば、
没頭しているその間は、
自分と時間を忘れている状態、
自分から解放されている状態です。


食べる時もそうです。

食べる行為そのものに完全に意識を向けることで
私たちは
自分と時間を忘れることができます。


歩く時も、
歩くという行為に意識を向ける、

掃除をする時にも、
掃除、という行為に意識を向ける、

本を読む時にも、
本を読む、という行為に意識を向ける、


日々の当たり前にやっている行動の中でも、
その行為に完全にフォーカスすることで、

私たちは
自分や時間を忘れ、
自分から解放され、

今、この瞬間に生きるという
穏やかな状態に、自分を持っていくことが可能になります。


これをマインドフルネスともいいます。


私たちはその状態を求めていて、
そのためにあらゆる努力をしていますが、
実は、今、この瞬間からできます。


今、やっている行為に、
完全に意識を向けて、
自分と時間を忘れた状態を体験する、

その積み重ねが、
常に私たちを安定させて、
心地の良い状態にしてくれます。


どうぞ今、やっている行為そのものに
フォーカスを向ける、
そこからはじめてみませんか?


明日からもどうぞ素敵な1週間を!

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