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【スタートアップ向け】コストを抑えて優秀人材を採用したいなら絶対外せない4つの転職サービス

引き続き採用市場は活況ですね。
数年前に人材紹介手数料が30%から35%になったと思ったら、今は広告媒体も大幅な値上げが進んでいます。そのくらい人材採用は難しいですし、優秀な人材を採用するためには時間もお金もかかるということです。

さて、最近、スタートアップの社長とお会いする機会が多いのですが、優秀な人がとれない、以前より採用が難しくなった、採用単価が高くなりすぎてどうにかならないか、など同じような悩みを聞くことがあります。私が一人ひとり話を聞いて、それなりの解決策を提示するのもいいのですが、せっかくなので採用するなら外せない転職サービスをまとめようと思い、書いてみることにしました。

今回は、絶対に外せない4つからです。


◼️Wantedly

今や上場企業のウォンテッドリーですが、サービス開始から7年、登録企業数は30000社を超え、スタートアップに限らず採用活動を行うなら絶対に外せない転職サービスです。

一般的にな広告媒体とは異なり、基本的には自分たちで記事を作成し、日々フィードと呼ばれるブログを書き、気になる人にはスカウトを送るというものです。一部トップページ枠の掲載にはオプションでお金がかかるものの、検索順位は広告費によるものではなく、新着求人であったり、応援数が多いものだったり、応募者が検索している条件に近いものだったりするので、運用次第で知名度がない会社であっても常に上位表示されます

また、料金に関しても長期契約のリスクを避け、月10万×6ヶ月であっても十分成果は上がります。うまくいけば半年で5名以上採用できるポテンシャルを秘めています。以前に比べ掲載企業が増えたため、エンタープライズプランを選びたいところではありますが。

登録者は、年齢的にも学生からシニアまで幅広く、プロフィールに情報が少ないという点を除けば、私は多くの企業はWantedlyだけで成功ができると思っています。
どのフェーズにおいても、使うべきサービスです。


◼️Green

IT/Webに強いと言われるGreenです。広告のテイストが嫌だとか色々いう人もいますが、有料広告媒体の中では、企業側の満足度は極めて高いです。

理由は、近年採用難易度が上がっているエンジニア、デザイナーも一定数登録者がおり、(Wantedly同様、多少運用に手間がかかりますが)採用へつながるケースが増えていること。また、リクナビNEXT、マイナビ転職、@type等に比べても、登録者の質も圧倒的に良いためです。

ちなみにGreenは、スカウトメールも月200通と気にせず送れるのと、企業側から「気になる」という興味通知も無制限で送れます。常に新着求人を上げ、連絡もマメに取り、候補者へ気になるやスカウトメールを送っていれば、活用度ランキングが上がり、上位に検索されやすくなる仕組みになっています。

料金も、初期費用は除き、成功報酬のみ。勤務地に応じて一律30-90万ということで、首都圏は90万です。Greenも以前はエンジニア系が90万で、他は半額だったのですが、登録者の獲得費用も上がっているので仕方なしですね。

また、後述しますが、Greenの運営会社であるアトラエは、ビジネスマッチングのyentaも運営しており、こちらも非常に優れたものです。


◼️bosyu

スタートアップの採用において絶対に外せないのはSNS。Twitter、Facebookを最大限活用して採用活動を進めていくのは今や常識。そのSNSに手軽に応募を募れるサービスがbosyuです。

基本は無料。仮に他のメンバーと情報共有するためチームプランにしても、月額5000円ですから、極めて安価なサービスです。

Twitterでは、#bosyu で日々多くの募集がタイムライン上に流れており、転職先や副業先をここで見つけている人も多くいます。まだあまりメジャーではないサービスではないので、アンテナを高く張っている人とも言えるでしょう。私も、実際にbosyuから何名も採用へつなげています。

現時点では、正社員というより、業務委託、副業、アルバイトが多いようなので、そこだけは事前に理解しておく必要はあります。


◼️Indeed

「仕事探しはIndeed ♪」斎藤工と泉里香のCMを見たことがある人が多いと思いますが、あれです。泉里香のキュートさに目を奪われているだけじゃなく、サービスも知っておいた方が良いです。尚、リクルートホールディングスの好業績を引っ張ったのはIndeedということで日経にも出ていました。

Indeedは、googleの仕事探し版みたいなものなので、基本的にIndeedに訪れる人は仕事を探している人がほとんどです。そのサイトに、無料で求人を掲載できるのが仕組みなのですが、より多くの応募者に見てもらうためには有料広告を使うことができます。クリック課金のため、リスティング広告やFacebook広告でいまいち成果が上がらなかった企業も、Indeedではうまくいっているケースがあります。

慣れないうちは無料で試すのが一番。

bosyuと同じく、現時点では正社員よりもアルバイトの方が、採用成功している企業が多いと思われます。


以上です。

この他に、例外的にyentaがあります。

yentaは個人用で、ビジネス専門のマッチングアプリです。pairsやtinderとか使い慣れている人はいいかもしれません。本来は採用のための利用ではないのですが、yentaをきっかけに副業をやってもらい、そこから正社員へという事例もかなり増えてきています。

一部限定企業に法人プランも始まったので、まずは個人利用からがオススメです。


あれ?ビズリーチやキャリトレは?
と思う人もいるかもしれません。

次回は企業によってはオススメできる転職サービスのまとめにします。

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