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キスの遊び方


私は愛情表現が苦手らしい

というか苦手だ。


でも相手には好きなことを

伝えたいからゲームを始めることにした。

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最近、男狩りを復活させた


男狩りとは
「毎日のように出会いを求めて、
 好みの男性をただひたすら見つける」活動
 

でも以前と比べて違うのは

・高級なディナーに連れて行って欲しい
・お姫様扱いして欲しい
・SEXがしたい

ということではない。

友達でもなく、
あくまで恋愛として

興味がない、またはキープ
男性は切っていく事にした



そんなある日
半年に一度というタイミングで
出会うモロタイプな1人の男性に恋をした


これは逃したくない、
けれど軽い女とも思われなくない

でも次がないかも知れない


直感でこんな
チャンスはもうないと思った


良い雰囲気になったところで、
相手からキスをされそうになった



この薄暗い暗い部屋と
キスの相性は良いかも知れない



たまたま

その前日に

キスを焦らす方法のコラムを

読んでいた事もあり、

その時間を堪能することにした



キスをする前って空気が変わる



無言の時間の後、

彼は優しい声で

「こっちを向いて」と

私に声をかけた



彼と目線を

合わせたまま

ゆっくりと上を向く



彼が少し顔を近づけると

私は近づいた距離だけ離れた



お互い口元が緩んで目を合わせる




キス、、してもいい?



ん? キスしたいの? 




、、、うん




いやだ。



え、、、



、、、



でもしたい。




、、、



彼はまた顔を

近づけようとしたが

私は近づけた分だけ離れた




もーなんで?、、、




え、なんで?




このやり取りを

彼も少し楽しんでいる様子だった




ちゅうしたい。





私は口元を緩めて目線をそらした





じゃぁ、ちゅうして?





んー、、、じゃぁ目瞑って





彼は素直に目を閉じる




私はゆっくり、、、

ゆっくり、、彼の顔に近づいた




あと10cm、、、

あと5cm、、、

あと3cmのところで

しばらく静止したが

彼はこの距離に気づいていないようだ




私はキスをするのをやめた





あれ?キスしてないじゃん



彼の頬にキスをした




もうーーなんで? 違う。



違うくはないよ 笑


違うよーーー



彼は口元へキスをしようとしたが

私は顔を背けた




普段こんな事はしないが

楽しい、、、楽しすぎる


いつもと違うキスの時間



2人でしか作れない時間を楽しむ




頬にキスするのを

その後、数回か繰り返した




ねぇーーー、違うってば



なんで?、、、口にしたいの?




私はそんな質問をしながら

少し前から彼の唇に触れる

ギリギリの距離を試していた




意外と触れない

でも触れてはいけない

その絶妙な距離を測っていた




そんなことを知らない

彼は少し不服のようだ




なんでって、、、




、、、ねぇ、なんで私なの?





え、したいから、、、





じゃぁキスする




私は彼の口角にキスをした




彼の口から

不意をつかれた吐息が混じった




でも少し物足りなさそうな彼




なんでよ、、、口がいい、、、、



口にするって言ってないもん




もうーーーして欲しい!!!




不機嫌な彼





ねぇ、見て

さっきから

結構近い距離にいるよ



彼はこの近い距離でも

私が離れると思ったのか、

一瞬だけ目を開いて

諦めたかのように目を閉じた





私は彼の口角にキスをした




違うってばーーー




、、、なんで私なの?




したいの。Meが好きだから

※Me 私の名前



よく出来ました。ありがと。




私は彼の唇に軽くキスをした




足りない、、、




じゃあキスして?




彼は恐る恐るキスをした


その後は

ゆっくり、ゆっくりキスを楽しんだ




私たちは深い深いキスをした












学生の頃に

頬やおでこにキスを

されるのが好きだった




大人になると

なかなか無いけれど

私はアラサーになった今でも好きだ



 



お洒落なカフェで 刺激的な記事を書きたい☕️