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断捨離の効果効能。手放す力は、決断力をあげて、自分自身を取り戻すチャンス。

断捨離をして気付いたことを書き残しておきたくなった。

私の断捨離は、子供の頃は転勤族をしていたおかげで小さい頃から身についた。けど、一人暮らし後は、その反動で引っ越したくない病が発動した。家が変わる、荷物もまとめる、、、、なんと面倒くさい出来事だ。

これが、留学を期に家を引き払うことになり、大人になってからやってきた断捨離1回目。一人暮らしが実家に荷物を戻したわけで、それはなかなかに大変だった。

ただ、留学してみたら、意外と人って大きいスーツケース1つとボストンバッグでやっていけるんだなと気付いた1年。「なんだ、人って身軽じゃん」と心底思った。「携帯電話?そんなのもなくてもいいのでは?」なんて思ったりもして、帰国しても1ヶ月ほど携帯電話を休止したままにしていたら、友人に怒られた(笑)「連絡が取れない」と(笑)

にも関わらず帰国後再び始まった一人暮らしで気付いたらものが増えている…。そしてはじまった断捨離2回目。激しく捨てた。捨てすぎて巡ってきた季節に着るものがなくなった(笑)どれだけときめかない服と仲良くしていたのだ、自分は…大困惑。

そしたら、服のテイストが一気に変わった。

「あ、私が着たい服ってこういう感じだったんだー」と思った。そして何を着てもルンルンする。この感覚は大切にしたいと思い、服に関してはシーズンが終わる事になるべく見直すようにしている。

で、なぜか断捨離って1回やったらしばらくやらなくていい気になって。服は定期的にやってるし。

数年たち、3度目の断捨離。(←いまここ)

そして気付いた。

断捨離は、決断力をあげてくれる。

何を残し、何を手放し、何に感謝をして、どう手放すか。

簡潔に言ってしまえば「取捨選択」だが、そんな淡白な言葉で表現するのは私は好まない。が、「取捨選択」は、その言葉のごとく、「何を取り」、「何を捨てるか」、の「選択」だ。「選択」は、「決める力」を育ててくれる。

断捨離は「ただ捨てる」のとは全然違う。

ときめきで決めるそれもあるし、思い出を振り返ることもあるし、人の心は複雑だから。

でも、間違いなく手放す力は、決断力をあげてくれる。

たぶん手放しが上手くできない人は、決断力が鈍くなっているんだと思う。それだって「優柔不断」といってしまえばおしまいだか、それだけ「優しい」んだと思う。そして「不安」や「寂しさ」も抱えてるんだと思う。「寂しさ」は、「買い物」に現れて、「不安」は「囲まれているものの量」に現れる。なぜなら去年の私がそうだったと、気づいたから。

決める力がつくと、自分軸を取り戻せるようになってくる。だから、感謝で手放す力を付けるのは、自分のためにもすごくいいなと、3度目の断捨離をして思う。

さすがに、手放す量は、1回目>2回目>3回目と減っている。ということは、「何を招き入れるか」の力も少しづつでも身についてるんだろうなと、勝手に納得する新月前の昼下がり。

ありがとうの優しさで包まれる手放しは、きっと手放した分だけ、自分で自分を愛することもしてくれる。

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