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2024年6月26日 水曜日

ラブストーリーが嫌いだ。小説、映画、ドラマ、アニメ、漫画、音楽、全部見たくない、聞きたくない。あの、誰もが絶賛した『花束みたいな恋をした』もどんな苦行かと思うほど観ていてキツかった。元々そうだったわけではなく、若い頃は恋愛体質(ただのヤリマンともいう)だったのだが、今は恋愛ものが生理的嫌悪に近いほどダメだ。気持ち悪くて恥ずかしくて見ていられない。
と思ってたけれど、大人が描く大人の恋愛なら大丈夫なのかもしれない。先日川上弘美の短編小説を読んで、そう思った。
川上弘美の描く恋愛は、諦めという色っぽさがある。諦めとは死にも近い。
例えば質素な食事をひっそりと摂る。その食卓に賑やかな笑い声はない。抱き合う時もお互いを慰めるように、あやすように、泣かないように抱き合う。そして「仕方ないね。仕方がないね」と言って眠る。二人でいるのに途方もなく寂しい。工藤祐次郎の歌のような恋愛。

折坂悠太のニューアルバムがリリースされていた。小谷美紗子や寺尾紗穂の歌はシャーマン的なものを感じるけど、折坂悠太や工藤祐次郎の歌は、日常でうっかり踏み入れちゃいけない場所に片足突っ込んだみたいな感じがして怖い。『みーちゃん』とか怖すぎる。と思ったらタイトル『呪文』て!

夜、田中さんと下駄さん二人体制では一旦終わりの、最後の不思議大百科の生配信を観る。ありがとう、第一期不思議大百科!(何かSPANK HAPPYみたい)

今日やろうと思ったこと3つ出来なかった。明日の私へすべて丸投げ。

あなたのたいせつな時間を使って見ていただき、ありがとうございます◡̈ ⋆* 私のnoteがあなたの心にやわらかく触れてくれたら嬉しいです𓂃𓈒𓏸