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お名前マネジメント

1,自分の名前好きですか?

小さい頃、友達の名前を羨ましく思った事があります。
「香」とか「美」とか「恵」とか
名前の最後についていて可愛らしくていいなぁと思っていました。

私は自分の名前が嫌いでした。
私の名前は両親が信じている思想の教本から一字頂いて付けた名前でした。
その思想と同じ思いの人が集まって集会を開いているのが理解できなくて、友達と遊びたいのにその集会に参加させられて、嫌でたまりませんでした。
どうしてこの家に生まれてきたのかな等と思っている時期もありました。

社会人となれば今度は私が親孝行をする番だと思い両親の気持ちに近づこうと信じている思想について勉強したこともあります。
勉強すると、その頃は親も辛かったのだなとその頃の状況を客観的に捉えられ名前の事なんかもうどうでも良くなっていました。



2,過去を振り返ることは未来を豊かにする

講座を受ける中で、もう忘れてしまった記憶の奥にあるようなネガティブな感情をいくつも扱っていきました。
忘れているであろうその記憶は身体に残っているんだなと理解できました。色んな感情を扱っていく中でやっと私が長い間誤魔化してきた部分に触れました。
振り返りたくもない過去、感情は私の背中を押してくれる大きな存在に変って行きました。(この事は後々綴っていきます)

過去は今の自分の足かせになっていると思えば、これからも同じパターンの繰り返しです。後悔の連続でしょう。

でも、考え方次第で過去の選択や出会いも後悔せず人生を歩んで行くことが出来ます。自分の捉え方次第です。
なので私は後者の選択、後悔しない自分でいようと決めました。
この決めるという行為が簡単そうで中々出来ないのです。
迷って進めない自分の方が同じ環境に居ることが出来、楽だからです。

でもね、人間の基本的欲求の中に成長、進化したいという欲求もある事を忘れないで下さいね。
同じ事で失敗したり後悔してるなら、自分の枠からあえて出て
違う環境に身を置いたり、反対の意見に触れてみることも大切です。



3,どんな名前も豊かさの中から生まれた


本名も元々嫌いだったこともあり、これを機に名字、名前について私なりに調べることにしました。名前セラピーの本や辞書を開いて一文字ずつ調べました。多分 丸2日以上かかっています。一字一句思いを巡らせながら想像していくと、嫌だった名前が大好きになっていました。
故郷の風景や両親の笑っている姿が目に浮かび、とても安らいだ気持ちになれました。今までの名前は私に丁度良くて、私が成長、進化するように与えられた名前だと理解できました。

そして今は私と同じように長い間苦しんで来た人達が自己肯定感を高め、安心感や勇気を得られるように進化版の名前「有里夏 ゆりな」に変えました。
元の名前も今の名前も私にとってかけがえのない存在です。


両親は子供達のことを思い名前に願いをこめてつけているんですよね。
だから、自分を信頼して大切に扱ってあげて下さい。
いつも自分を置き去りにしていた私からのお願いです。



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