身、口、意。三位一体が至福です。
こんにちは。
弘法大師(お大師さま)の言葉。
お大師さまは、
「手に印を結び、口に真言を唱え、心を清らかな状態にすれば
わたしたちは身口意(しんくい)の「三密」が
仏さまの三密と相応じて、その加護をいただくので、
速やかに悟りの境地に達することができる」
といいます。
「三密」とは、密教の言葉。
仏教の言葉で、
「身口意(しんくい)」という言葉がある。
真言密教では、生きる上でこの「身口意」を
非常に重要なものと考えています。
この「三密」を常に高めるような生き方をするよう、
お大師さまは教えています。
自分は変わりたい、と思っていながら、
怖くて行動に移せなかったり、「どうせ、むり」といって何もしなかったり・・・。
これでは、人生の舵取りはできない。
わたしたちの現実は、私たちが重ねてきた「身口意」の通りになっている、
ということ。
私たちの「無意識」の習慣が、
現在の「身口意」を捉えていて、
新しい「身口意」を意識し変えていくことで、
自分自身の心と思考、言葉、行動は変化していく。
どんな思考パターンを持っているか?
そして、その思考パターンはどんな行動を起こしているか?
〇〇しなきゃ、で動く行動パターン。
すき間時間についつい「何かやらなきゃ」という強迫観念で片づけをしてしまう人。
すき間時間に片づけをすることが悪いこと、といっているわけではありません。
ちょっとした空いた時間にも、「何かしないと・・・」という観念を持っている、ということが、ソワソワ落ち着かなかったり時間に追われる感覚がしたりという心の制限となっているからなのです。
自分の思考パターンに気づくことで、明日の自分を変えることができる。
心の反応も同じで、嫌いな上司の名前を聞いただけでザワザワするというのも、上司に「ニガテ」というラベルを貼ってしまったからの反応です。
納豆が嫌いな人が、納豆を見ただけで
「うわー、嫌だ!!」と反応するのも、同じ。
逆の「好き」もしかり。
「ピアノ」というワードを聞くだけで、
ワクワクする感じがするのは、これも「ピアノ=ワクワクする」というラベルを貼った反応ということになります。
どんなラベルを貼っているのかを知ることで、
明日の自分を変えることができる。
「あー、私はこういうラベルを貼っていたんだ」と
ひとつひとつ気づいていく。
こと細かく、ひとつひとつの反応に気づき、
自分を観察してみる。
そこに、判断やジャッジをしないで。
いい反応、悪い反応も区別なくみていく。
そして、いやな反応をする自分を責めるのではなく、
「こんな反応をしていたんだね」とただただ認めてあげる。
責めるために自分を観察するのではなく、
ただ自分を知るため、だと理解する。
上の記事も参考にしていただけるとうれしいです。
「変わりたい」のに”変われない”のは、
”心のブロック”が原因かもしれません。
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。
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