「いま、ここ」でいるためには、自我という「エゴ」の存在を知るところから。
こんにちは。
マインドフルネスでよく使われる言葉で、
「いま、ここ」という表現があります。
「いま、この瞬間」を感じる。
今日はこの、「いま、この瞬間」を感じるために、
自我の存在を利用しましょう、というテーマで書いてみたいと思います。
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その前に、過去記事振り返り。
「いま、ここ」について、”One Heart流”に書いています。
お時間ありましたら、お立ち寄りいただけるとうれしいです☟
上の記事の中にも書いていますが、
「いま、ここ」を感じられない時の私たちの頭の中ってこんな感じなんです。
考えごとをしている時(過去や未来に焦点を当たっている時)
時間を気にしている時
次の予定のことを考えている時
ちゃちゃっと済ませる、という行動をしている時
くつろぎたいのに、ついついスマホを見てしまう時
ネガティブな感情がなかなかおさまらない時
気が散って集中できない時
人やできごとについてジャッジしている時
などなど・・・。
思い当たることがありすぎて、ドキッとした。
こんな気もちで行動しても、思うような結果が得られません。
(結果にこだわることがいいとか悪いとかの話ではありません)
大事なのは、パフォーマンスが落ちる、ということ。
一瞬一瞬を大切に生きるならば、結果よりは”質”を大事にしたいと思うのかもしれません。
過去にしてしまった「後悔」や、これから起こるだろうできごとへの「不安」、自分の中の「欠乏感」、
こんな思いや考えをしている時、
自我という「エゴ」が頭の中でお仕事をしている時、です。
当然、気分としては・・・、
”居心地が悪い”。
そんな感覚になる。
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「エゴ」(自我、脳とも言い換えられる)は、「いま、ここ」にいることを”嫌う”性質があるので、じーっと、や、ぼーっと、させてくれません。
「とにかく動け!!」
「何かしていないとあなたには価値がないんだから・・・」と
”わたし”の価値を下げようとしてくる。
人間の防衛本能のひとつ、「欠乏感」からくる思考です。
人間関係(主にパートナーシップや親子関係)は、
この「欠乏感」からうまれていることが多い。
自分に”ない”ものを持っている、もしくはそれを埋めてくれる相手。
だからいつも、”相手次第”なので、
そこには常に「不安」がついてくる。
「エゴ」に支配されない、
”ほんとうの自分”で人を好きになったり、家族を思い遣っている人は、
すべては”自分次第”なので、相手がどう思うかを最優先にはしない。
「自分軸」で行動するので、
相手がどう思おうと、思いや行動そのものが変わることなく一貫性があるのです。
それでは、「自分勝手」になってしまうのでは・・・と疑問が出るかもしれません。
”ほんとうの自分”には、
”比較の意識”という概念がないので、
相手と自分はいつもどんな時も対等で、
相手もオッケーだし、自分もオッケー、としている状態。
「分離意識がない」という表現もできます。
相手が自分を嫌っているのではないか、という考えも
そもそも持っていないのが、”ほんとうの自分’”の意識。
好きでも嫌いでも、どちらでもオッケー。
自分次第なので、好きであろうが嫌いであろうが、
関係なく接することができる、ということ。
相手が自分を好きだったら、わたしも好きになる。
相手が自分を好きじゃなかったら、わたしも好きじゃない。
というのは、”相手次第”、「他人軸」です。
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「エゴ」という自我意識は、
”自分”と”その他”を「分離」したがります。
いつもそういう考え方になる。
思考のクセ、のようなもの。
思考のクセ、に気づく、という客観視という方法で、
少しずつ「エゴ」と距離をおくことができるようになります。
「エゴ」はなくならないけれど、
距離をとることはできる。
人としてこの世界に存在している以上、脳という機能である「エゴ」とは一生のおつきあいになっていく。
自分を高めていくために、
「エゴ」はいい役割をしてくれるのです。
時に人と競い合うことは、この世界では必要だと思う。
他人と自分を比べた時、
「あの人みたいになりたい」という羨望の気もちは、
わたしたちをさらに高みへと上げてくれます。
「うらやましい」を、いい意味で自分に使っていく。
これが逆の意味になると、
「わたしなんて・・・」という嫉妬や劣等感に変わるので、
(スイッチひとつで切り替わってしまいます)
高みへ上がるどころか、自分をどんどん下げてしまいます。
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素直に、心開いて、
「あの人みたいになりたい」という”師匠”をみつけること。
ポジティブな「エゴ」をうまく利用できるようになると、
相手が”お手本”、”先生”みたいな感覚になる。
どうしても他人と比べて、「わたしなんて・・・」と感じてしまう方は、
その気持ちを感じた時に、一歩ひいて(思考をわきに置いて)深呼吸を2、3回してみる。
そうすると、すーっと劣等感などのネガティブで重い気分が楽になる。
わたしたちの”意識”には、
このふたつの意識がある。
どっちの意識でいるかは、
自分で”選択”することができるのです。
今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。
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