仕事は虚構。そんな思考でいこう。

仕事は虚構です。
フィクションです。

主人公の私。
理不尽な上司に振り回されたり、終わらない仕事に忙殺されたり、散々ですね。可哀想に。

私は決して、その物語の主人公ではありません。
私の立場は小説の読者であり、演劇の鑑賞者です。
会社の中にいる私はあくまで虚構の中の存在。
こうしてソファの上でゴロゴロしている私の世界とは、別の領域。つまりは「パラレルワールド」なのです。

明日も仕事が憂鬱ですね。
でも、仕事に行くのは私じゃありません。
社会人を演じる私が会社に行くのであって、私自身はあくまでそれを眺めているだけなのです。

色々あって大変だよね。
辛いよね。しんどいよね。

観察者の目線から、虚構の中でもがく私に、優しい声をかけてあげられたらいいですね。

家に帰ってまで仕事のことを考えて悶々としてしまうけど、「虚構！」とラベリングしてしまって、とりあえず脇に寄せておいて、自分の好きなことを楽しんでいきましょう。

何があっても大丈夫。
ミスしても、怒られても、どんなに蔑まれようとも。
それは私の人生と別の世界線で起こっていることであり、あくまで虚構なのだから。

虚構。虚構。
そうやって現実逃避していこう。
そうやって、この人生を少しでも軽やかに楽しんでいこう。