助産師になるまで

現在22時10分、我が子を寝かして
ちょっとした自分の時間にnoteを書いています。

前回助産師になるまでの道のりを
簡単にお話しました。

保健師も助産師も看護師免許も持っていた中で

なんで助産師になりたいと思ったか、

助産師を選んだ理由を詳しくお話したいと思います。



本当は看護師になりたかった


母が看護師で物心ついた頃からずっと
外科の看護師になることを夢みてました。


どうして外科かと言うと

自分の理想の看護師像が


どのような環境であっても、

病状が不安定で急激に変化しやすい患者さんでも、

臨機応変に対応出来る看護師

 
でした。


そのため急性期にある患者さんをケアできる

外科の看護師を目指し、

高度な医療が学ぶことができ、

かつ学費の安い都内の看護学校へ入学しました。 


そこで様々な経験と看護師の知識だけじゃなく

もっと横断的に学びたいと考え、

大学編入を目指します。


大学編入後の理想の看護師像は、
救急看護が1人前に出来ることでした。

しかし看護師で救急も経験している母がポロッと呟きます。

「たまに飛び込みで妊婦さんもくるよ」

と。

この時点では助産師になろうとは
全く思っていませんでした。


そして

母からまたボソッと付け足されるのです。

「大学でもっと勉強するつもりなら、助産師の勉強もしたら?」


この当時は編入した学生も助産免許を取ることが出来るコースがありました。


母はこう続けます。


「助産師になるかどうかは資格が取れてから
考えればいい」

そう言われて大学編入後に
助産師資格を取ることを決意しました。


助産師を選んだ理由


なぜ新卒の就職先を本命の看護師でもなく
保健師でもなく、助産師を選んだか

それは前回話したお話に続きます。 



この話の要点を絞ると
「助産師免許をせっかく取得したから」
という理由です。


助産師を本気で目指している、また本気で目指した人には申し訳ないのですが、

やっぱり理想の看護師像である

救急の看護師として働きたいという気持ちは今でもあります。

助産師免許を取らなくても救急では働けます。

助産師にならなくても母性の知識は学ぶことができます。

しかし、助産師にならないと
分娩介助技術は学べません。

どのような状態でどんな人でも看護できるための
視点を身につけるという意味では


助産師としての知識と技術は大変貴重です。

 
だからこそ、なぜ現在の進路を進んでいるかという話を詳しくしていきたいと思います。



前回までのお話



助産師として、なんで、現在の進路を選んだか
という話を前回の「はじめに」でお話しました。


3つに要点を設けて話しましたが、これらを1つずつ話したいと思います。



1.   病院選びの決め手


・高度な医療、様々な疾患を学ぶため
大規模病院を就職先として考えたから

新卒となるため待遇より職場環境を重視しました。

教育体制がしっかりしているということも含めて
病院選びを行いました。

ただ大きい病院ということもあり、新卒看護師は救急には配属されないということもありました。


2.   実務経験の有無


・(保健師になる前に)看護師としての実務経験が欲しかったから。

保健師の実習をして、勉強をして

予防医学にも興味を持ち保健師として

働くのもいいかなと考えていました。


ただ、前述した通り看護師としての
実務経験(ルートの確保や筋肉注射や皮下注射など)が

新卒で保健師になると技術の獲得が難しいためです。

自分の理想の看護師像をもとめ、
病院に勤務したかったというのが本音です。



3.   分娩介助技術の獲得


・せっかく助産師になったのだから分娩介助技術を学びたかったから

実習をしただけ、しかも10例の分娩介助をしても、分娩介助の技術は習得できません。

もっと習得する必要があると考え、産科を希望して4年目となりました。


母として

4年目助産師として、妊婦も産婦も褥婦も見て、
自分も出産して

多くのことを学びました。

助産師としてさらに成長できたのではないかと考えています。

だからこそ、今、今後の将来に日々悩んでいます。


現在、0時40分。

また次回今後の将来についての悩みを記述したいと思います。

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