オリフィス

orifice(オリフィス)とは、砂時計の「くびれ」。 過去から未来へと向かう、今現時…

オリフィス

orifice(オリフィス)とは、砂時計の「くびれ」。 過去から未来へと向かう、今現時点を表現している。 田中むつみ 編集者・ライター・メンタルコーチ・自分史活用アドバイザー 文章力アップアドバイザー

マガジン

  • 今を生きるための「自分史」

    自分史活用アドバイザー、田中むつみが「自分史」の魅力を、あらゆる角度から語ります。

  • 私の写真自分史

    自分史活用アドバイザー、田中むつみが「一枚の写真」から、自分自身の歴史を紐解いていきます。※ヘッダーの写真:Igor OvsyannykovによるPixabayからの画像

  • 一人っ子介護日記ー母は今日も不穏ですー

    7年前に父が亡くなって以来、一人暮らし。2年前に初期のアルツハイマー型認知症と診断。介護サービスすら拒否する手強い母でしたが、2020年8月7日、施設に入居しました。今まさに介護で悩んでいる方、特に一人っ子で全てを抱え込まざるを得ない方に、少しでも参考になればと思い、怒涛の2年間を振り返ります。

最近の記事

答えは外にあると思っていませんか?

自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 突然ですが、質問です。 自分に自信、ありますか? 自信、持ちたいですよね。 では、どうすれば持てるのでしょうか。 仕事をしていくのにも、この自信ってやつが曲者です。 ご自身で何か事業をしているような人は、なおさらでしょう。 この商品が売れるのだろうか? 方向性は合っているのだろうか? まだまだ自分は力不足なのではないだろうか? もっと学ぶべきことがあるのではないだろうか? 不安や迷いにはキリがないですね。 何か資格を取れ

    • 「自分年表から見つける人生の宝物」

      またまた。すっかり久しぶりの更新になりました。 自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 2月8日、2月15日 「自分年表」から見つける人生の宝物〜自分史入門講座〜  を開催しました! 参加してくれたのは、(一社)自分史活用推進協議会のホームページで 私を見つけてメールをくださった、Rさん。 「子どもたちのために、自由な表現ができる場を作りたい」という ステキな夢を抱いている方です。 この講座では、まず1日目に「人生の宝物を見つけるワーク」をしたあと、 参加者さんの誕

      • 「自分史」からのプロフィール作り    オンライン講座を開催しました

        言葉のチカラであなたをもっと輝かせたい! 文章力アドバイザーの田中むつみです。 去る8月28日土曜日、初めてのオンラインセミナーを開催しました! 題して・・・ 「自分史から見つける人生の宝物」30名以上の方にご参加いただき、ブレイクアウトルームも使いながら、 100分の講演の間に「自分史」を活用しつつ、人生の宝物を探していた だきました。 ポイントは 最後はオリジナルの90秒自己紹介を発表し合って終了。 みなさん、自分らしく素晴らしい自己紹介でした! <参加者さんか

        • 「魅力度アップ! 会いたくなるプロフィールを作ろう」オンラインお茶会します

          言葉のチカラであなたをもっと輝かせたい!文章力アドバイザーの田中むつみです。コロナの影響もあって、ますますインターネットでのコミュニケーションが求められる時代ですね。 「プロフィールって、どう書いたらいいの?」「自己紹介、お願いします」と言われるのがユウウツ。そんなお悩みのある方、オンラインお茶会で私とざっくばらんにおしゃべりしませんか? 8月21日(土) 21:00〜22:00 ※残席2 8月29日(日) 13:30〜14:30 ※残席1 8月限定で無料開催します。※終

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        • 今を生きるための「自分史」
          11本
        • 私の写真自分史
          9本
        • 一人っ子介護日記ー母は今日も不穏ですー
          3本

        記事

          「情報の歴史21」ついに入手!!

          自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 念願の一冊をついに入手しました。 編集工学研究所の「情報の歴史21」です。 初版は1990年、増補版が1996年に発行になって以来、 絶版になっていた「情報の歴史」の再増補版です。 今回はなんと1996年から2020年までまでの25年分の年表が 追加になっています。 私の還暦までの60年の、世界の歴史を俯瞰できることに なりました。 ちなみに私が生まれた1960年の世界は・・・ アパルトヘイト問題の拡大 フランス核実験 韓

          「情報の歴史21」ついに入手!!

          ブレ写真と1972年のパンタロン

          すっかり久しぶりの更新になりました。 自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 最近、どうしても見つけたい探し物があり、 実家に行ってきました。 結果、探し物は出てきませんでしたが、 こんな懐かしい写真が、引き出しから出てきました。 1972年、新宿の安田生命ホールでの、ピアノ発表会での 私の姿です。 私は当時12歳。中学進学と同時にピアノをやめてしまったので、 これが最後の発表会だったはずです。 父が撮影してくれたのでしょうか。 見事なブレ写真。 森山大道もびっくりで

          ブレ写真と1972年のパンタロン

          2021年がスタートしました

          あけましておめでとうございます。 自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 新年の更新がすっかり遅くなりました。 昨年は、酷暑から母を介護施設に入居させることを決意。 その後、思いもよらぬ新型コロナウィルスの拡大で、 ついに今年に入って、母の施設でも面会ができなくなりました。 母に電話して、当分会えなくなったことを伝えましたが、 どうもわかっていないようです。 せめて暖かい春が来たら、少しは状況が落ち着くことを 祈るばかり。 私自身も当面はステイホームで、できること

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          こんな小春日和の日だったのか

          こんにちは。 自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 母を高齢者住宅に入居させて以来、空き家になって しまったマンションに通っては、空気を入れ換え、 少しずつ整理をしています。 今日は、母の小引き出しから、こんな古い写真が出て きました。 すっかり色褪せて、アルバムから剥がしたのか、ちょっと ベタベタしています。 残念ながら、撮影日の記録もありません。 特に何かのイベントがあった日とは思えませんが、 母はシャネル風のスーツでオメカシしています。 父はいつもと変わらぬ

          こんな小春日和の日だったのか

          映画『みんなの学校』をご存知ですか?

          フリーライター、フリーエディター、 自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 ドキュメンタリー映画『みんなの学校』を初めて観たのは、 2017年3月。 調布で開催された自主上映会ででした。 なんの予備知識もなく、誘われるがままに行って、 大きな感動を得ました。 映画の舞台は、大阪市立大空小学校。 公立の小学校です。 目指しているのは、どんな子どもであっても、学校で教育を 受けられること。 不登校ゼロを目指し、特別支援学級もなく、みんなが同じ教室で 学びます。 子どもと

          映画『みんなの学校』をご存知ですか?

          2年半で6冊になりました

          フリーライター、フリーエディター、 自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 上の写真は、一般社団法人 アイアイ・アソシエイツ発行の小冊子。 フリーになる以前から関わらせていただいて、いつの間にか2年半。 6冊を数えています。(間も無く7冊目も完成します) サイズはA6版、表紙のみカラーで本文はモノクロ。 ほぼ28ページから32ページ。 Adobe InDesignで製作し、PDF入稿しています。 雑誌編集は長年やってきましたが、このお仕事は私にとって全く 違った学

          2年半で6冊になりました

          オリフィスのロゴができました

          オリフィスのロゴができました

          写真整理アドバイザーになりました^^

          自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 一般社団法人写真整理協会の「写真整理アドバイザー初級講座」を受講して、合格することができました。 10月には上級講座にも挑戦しようと思います。 もともと写真雑誌の編集をしていましたが、自分の写真整理は全く不得手。 掃除嫌いの性格がそのままです。 が、実家の掃除をしていて、頭の痛いのが、写真の山です。 実践しながら、写真整理に関しても、シェアしていきたいと思います。 むつみ

          写真整理アドバイザーになりました^^

          ラジカセとハマショー

          母が入居して二週間が過ぎました。 「帰りたい」 「迎えに来て」 そう言われるものと覚悟していたのに、案外、そうは 言わないので、ちょっと肩透かし(^^; ふと思いついて、シンプルなCDラジカセを母にプレゼント しました。 実家の母の「ハマショーコレクション」の中から、(おそらく) お気に入りの2枚組と一緒に。 母は、長年、浜田省吾の大ファンだったのです。 コンサートにも一回り年下の友人と一緒に、かなり遠くへも 追いかけていました。 おそらくコンポの使い方がわからな

          ラジカセとハマショー

          体験入居から本入居へ。私の背中を押したこの一冊

          父が亡くなってから7年。 一人暮らしをしていた母の、認知の低下を私が受け入れて、 通い介護を始めて、約2年。 87歳の母が介護サービス付き高齢者住宅(サ高住)に入居しました。 一週間の体験入居から、そのまま一気に決めてしまいました。 母が「もう一人暮らしは無理そうだから、どこか良いところを探して 欲しい」と言い出したのは、昨年の秋のことです。 当初は、いつもの気まぐれだろうと受け流していました。 何しろ、自分の言ったことなど、覚えているはずがないのですから。 それでも、

          体験入居から本入居へ。私の背中を押したこの一冊

          2003年、世はこともなし

          自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 今回の「写真自分史」は、2003年。 親子3人の外出風景・・・ではありません。 すでに私は結婚していましたから、撮影者が夫という ことになりますね。 上の写真は、4月13日撮影。 昭和記念公園は、まだ桜が綺麗でした。 こちらは、ちょうど3カ月前の1月13日。 深大寺に来ています。撮影者は同じく、夫。 写真だけ見ていると、微笑ましい親子写真ですが・・・。 もともと家族が常に行動を共にすることへの執着が強かった母。 結婚すれば

          2003年、世はこともなし

          あれから7年。また暑い夏がきました。

          自分史活用アドバイザーの田中むつみです。 一枚の写真自分史、もう少し続けます。 最近の写真だと思っていましたが、もう7年も経っていました。 2013年の8月。 撮影場所は、富山県上市町にある大岩山日石寺。 滝行とそうめんが有名です。 私の横にいるのは、母です。 背景に見えるのは、十二支滝。涼しげです。 富山県上市町は、私の父の生まれ故郷。 父はこの年の3月、悪性リンパ腫で亡くなりました。 生前の父の希望で、父の実家からすぐの墓地にお墓を建てました。 周囲は一面の田んぼ

          あれから7年。また暑い夏がきました。