21:読者に黒歴史を生まないための蛇足解説
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小説やマンガというものは、たとえ実在するモノや歴史を「モデル」にしていても、(一部ノンフィクション作品などを除き)結局はフィクションが混ざっているものです。
しかし、ホンモノの知識とフィクションの設定があまりに巧妙に混ざり合っている場合、どこまでが事実で、どこからがフィクションの設定なのか分からないこともあります。
そして中には、そんなフィクション設定をうっかり「ホンモノの知識」と勘違いして、そんな小説やマンガから得た「フィクション知識」を知ったかぶりで友人に話す人間がいたりするものです。
……と言うか、学生時代の自分がソレでした。
そんな「小説やマンガの中だけの話を事実と勘違いして話してしまった」過去は、後になって真実を知ると、思い返すたびに恥ずかしい「黒歴史」になってしまいます。
アマチュアとは言え物書きの一人として、自分の読者にはそんな「黒歴史」を作って欲しくありません。
なので、サイト内小説には「どこまでが真実で、どこからがフィクションなのか」が分かるように「解説ページ」を仕込むことにしました。
こういった補足解説は、人によっては「余計なお世話」で「蛇足な説明」だろうと思うので、本のマークをクリック(タップ)しなければ表示されないようになっています。
そして解説ページのタイトルは「蛇足」から取って「へびさんのあんよ」です。
(タイトルロゴは本人がスケッチブックに色鉛筆で描いた絵を元にしています。「蛇足」ってたぶんこういう意味ではないと思いますが……蛇にまんま足を生やしてしまうとデザイン的によろしくないので、こうなっています。)
当初は「読者が小説内だけのフィクションを本気で信じないように」「誤解を生まないように」ということで取り入れていた解説ページですが……
作っているうちにだんだんと「小説に絡めた雑学や豆知識を語る」ことが楽しくなってきてしまいました。
なので、内容はどんどんマニアック度を増し、小説と直接関連の無いものまで入って来るようになります……。
さらにはタイトルロゴのデザインも小説の雰囲気に合わせて凝るようになってしまい、一番最近作った「恋愛群像ヒストリカ」の「へびさんのあんよ」に至っては、こんなことになってしまっています……↓。
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