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シリーズタイトルは「中身が一瞬で分かる」ものに
シリーズ名を付ける時、自分は「パッと見」で内容が分かるものにしています。
具体的には「ジャンル」や「要素」を表すワードをタイトルに入れ込んでいます。
たとえば、恋愛中心の歴史小説で、1話ごとに主人公の変わるオムニバス形式の短編シリーズは「恋愛群像ヒストリカ」。
![](https://assets.st-note.com/img/1662886237155-OVX4shHQtI.jpg)
RPG風のファンタジー世界が舞台で、やはり1話ごとに主人公の変わるオムニバス・シリーズは「英雄群像ファンタジカ」。
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…ちょっと安直過ぎて、逆に情緒が無い気もしますが…。
(一応「ヒストリー」でなく「ヒストリカ」、「ファンタジー」でなく「ファンタジカ」な辺りに、なけなしの情緒を込めたつもりです…。)
読者が「読んで意味を理解する」までもなく、「あぁ『恋愛』で『群像劇』で『ヒストリカル』なんだな」と秒で察することができるようにしています。
(時間の無い現代人には、そういう「秒で分かる」工夫も必要なのではないかと思いまして…。)
「純恋結晶(略)」と「青春断片(略)」は、上の2つとは少し付け方が違うのですが…
「純恋結晶(略)」は「正式名称でも意味は通るが、略しても意味のありそうなタイトル」にしたくて付けました。
正式名称は「まるで純度の高い恋の結晶のような…」、略して「純恋結晶」です。
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「純愛」がテーマのオムニバス恋愛SSなので、タイトルにも「純(ピュア)」と「恋」を入れたくて、こうなりました。
「…」で終わっているのは、その「…」部分に「各話のタイトル」を続けられたら面白いかな…と思ってのことです。
(続けるには少々苦しいものもありますが…。)
「青春断片(略)」は「『純恋結晶(略)』から恋愛要素を抜いた感じのシリーズが書きたい」と思って始めたため、タイトルの付け方も似ています。
こちらは正式名称が「青過ぎる思春期の断片」、略して「青春断片」です。
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略称が分かりやすく伝わるように作っています。
(シリーズ名の前に出て来る文言は各話タイトル。)
「青春」がテーマのオムニバスSSのため、略称には「青春」の文字が入っています。
「純恋結晶(略)」と「青春断片(略)」は、どちらもSS形式の短い小説をまとめたものになっています。
なので「純恋…」の方は「濃い内容をぎゅっと濃縮して結晶化した」イメージで「結晶」を、「青春…」は「長い人生の中の青春の1ページ=断片」というイメージで「断片」を付けています。
シリーズ名(正式名称)をさらに印象づけるための工夫として、「純恋結晶(略)」では、シリーズ第2弾「守護霊の恋」に、シリーズ名にちなんだ一文が入っています(…というより、この一文から逆算してシリーズ名が出来上がっています)。
「青春断片(略)」では、シリーズ第1弾「ほんの一瞬だけの青春」に「青過ぎる」をイメージした文章を入れています。
…この種の「こだわり」は、作者の自己満足に終わってしまって、読者にちゃんと伝わらない・理解されないこともありますので、そこは少し心配なのですが…
「こだわり」があると、その分、創作は楽しくなりますので、モチベーション維持には効果があると思っています。
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